ページビュー:ウェブサイト閲覧の指標
ITの初心者
『ページビュー』って、ウェブサイトを開いた回数のことですよね?
ITアドバイザー
だいたい合っています。ウェブサイトの中の、それぞれのページが開かれた回数を数えるんです。サイト全体ではなく、個々のページが開かれるたびにカウントが増えます。
ITの初心者
じゃあ、ウェブサイトに3つのページがあって、全部のページを1回ずつ見たら、ページビューは3になるんですか?
ITアドバイザー
その通りです。ページビューはウェブサイト全体ではなく、個々のページが開かれた回数なので、3ページ見たら3回になります。ページビューの他に『ビジット』という言葉もありますが、これはウェブサイトへの訪問回数を表すので、違う意味になります。同じサイトでも、違うページを何回見ても1回の訪問とカウントされるので、覚えておきましょう。
page viewとは。
インターネットのホームページが表示された回数を数える『ページビュー』という言葉について説明します。ホームページは、複数のページでできていることが多いですが、サイトの中のどのページを見ても、そのたびにページビューの数は増えます。『ページビュー』は『PV』と略されるほか、『表示回数』と呼ばれることもあります。ホームページへの訪問回数とは違うので注意が必要です。
ページビューとは
画面表示回数とは、いわゆるホームページの中で、個々の画面が表示された回数を数えたものです。ホームページを訪れた人が、サイトの中の複数の画面を見た場合、それぞれの画面の表示が画面表示回数として数えられます。例えば、ある人がホームページを訪れ、3つの記事を読んだ場合、そのホームページの画面表示回数は3回増えます。これは、ホームページの人気を測る基本的な指標の一つです。ホームページへの接続状況を把握する上で重要な役割を果たします。接続回数が多いほど、そのホームページは多くの人に見られていると判断できます。
画面表示回数は、ホームページ全体の状況を大まかに把握するには便利です。しかし、一人のお客様が何回画面を見たかまでは分かりません。例えば、10回の画面表示回数があったとしても、それが10人のお客様がそれぞれ1回ずつ見たのか、1人のお客様が10回見たのかは区別できません。より詳しい分析をするためには、画面表示回数だけでなく、訪問者数といった他の指標も合わせて見る必要があります。訪問者数とは、ホームページを訪れた人の数を数えたものです。同じ人が何回訪れても、一人として数えます。画面表示回数と訪問者数を比較することで、一人のお客様が平均で何ページ見ているかを知ることができます。
さらに、滞在時間も重要な情報です。お客様がホームページにどのくらいの時間滞在していたかを知ることで、ホームページの内容に興味を持っているかどうかを判断する材料になります。滞在時間が短い場合は、ホームページの内容が分かりにくい、あるいは探しにくいといった問題があるかもしれません。これらの指標を組み合わせて分析することで、ホームページの改善点を洗い出し、より多くのお客様に利用してもらえるホームページ作りに役立てることができます。
指標 | 説明 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|---|
画面表示回数 | 個々の画面が表示された回数 | ホームページの人気を大まかに把握できる | 一人のお客様が何回画面を見たかは不明 |
訪問者数 | ホームページを訪れた人の数(重複なし) | 画面表示回数と合わせて、一人のお客様が平均で何ページ見ているかを知ることができる | – |
滞在時間 | お客様がホームページに滞在していた時間 | ホームページの内容への興味度合いを判断する材料になる | – |
ページビューとウェブサイト分析
みなさまのホームページの働きぶりを知るために、大切な手がかりとなるのが、どのくらいの人がページを見てくれたかという数字、つまりページビューです。この数字は、ホームページの人気を知るためだけでなく、載せている内容が良いかどうかの判断材料や、宣伝活動の成果を測るのにも役立ちます。ページビューが多いほど、ホームページへの関心が高いことを示していますが、それだけを見ていては、ホームページの本当の状況はわかりません。
たとえば、たくさんの人がページを見てくれても、一人ひとりがページに滞在している時間が短ければ、内容に興味を持ってもらえなかったり、求めている情報と違っている可能性があります。まるでお店にたくさんの人が入ってくるけれど、何も買わずにすぐ出て行ってしまうようなものです。これでは、いくらお客さんが多くても、お店の売り上げにはつながりません。
ホームページも同じで、ページビューだけでなく、滞在時間の長さや、最初に見たページからすぐに出て行ってしまう人の割合(直帰率)といった他の情報も合わせて見ていく必要があります。滞在時間が長い場合は、内容に興味を持ってもらえている証拠ですし、他のページにも移動してくれている場合は、ホームページ全体に興味を持ってもらえていると判断できます。
ページビューは、言わばお店の入り口を通る人の数のようなものです。入り口を通る人が多くても、お店の中をじっくり見て回ってくれなければ、意味がありません。ホームページをより良くしていくためには、ページビューだけでなく、他のさまざまな情報も組み合わせて分析し、より深く現状を理解することが大切です。そうすることで、初めてホームページの真の価値が見えてきます。まるで、お客さんの行動を細かく観察することで、お店の商品やサービスを改善していくのと同じように、ホームページも改善していくことができるのです。
指標 | 意味 | ホームページ改善への活用 |
---|---|---|
ページビュー | ホームページへのアクセス数。ホームページの人気を測る指標。 | 宣伝活動の成果測定、コンテンツの良し悪しの判断材料。 |
滞在時間 | ユーザーがホームページに滞在している時間。 | コンテンツへの興味度合いを測る。滞在時間が長いほど、コンテンツが魅力的と判断できる。 |
直帰率 | 最初に訪れたページからすぐに離脱する割合。 | ユーザーのニーズとコンテンツの適合性を判断する。直帰率が高い場合、コンテンツがユーザーの求める情報と異なっている可能性がある。 |
ページビューの増加方法
多くの方にウェブサイトを見ていただくには、様々な方法があります。まずは、ウェブサイトを訪れた人が満足できるような質の高い情報や記事を掲載することが大切です。役に立つ情報や面白い記事があれば、自然と多くの人がウェブサイトを訪れるようになります。
次に、検索サイトで上位に表示されるように工夫することも重要です。検索サイトで上位に表示されれば、ウェブサイトを見つけやすくなり、アクセス数が増加します。そのためには、ウェブサイトの構成や内容を検索サイトに適したものにする必要があります。また、関連性の高い言葉を使ってウェブサイトの内容を説明することで、検索サイトでの表示順位を上げることができます。
さらに、色々な人と繋がるための仕組みを活用することも効果的です。例えば、共有サイトでウェブサイトの情報を発信することで、多くの人にウェブサイトを知ってもらうことができます。また、情報発信サイトで定期的に情報を発信することで、ウェブサイトへの訪問者を増やすことができます。ウェブサイトの内容に興味を持った人が、共有サイトや情報発信サイトを通じてウェブサイトを訪れる可能性が高まります。
加えて、ウェブサイトを快適に利用できるように工夫することも大切です。ウェブサイトが見やすく、操作しやすいように設計することで、訪問者は快適にウェブサイトを利用できます。読みやすい文字の大きさや、分かりやすい配置にすることで、訪問者がストレスなく情報を得ることができます。快適なウェブサイトは、訪問者の満足度を高め、再びウェブサイトを訪れたいと思わせる効果があります。
最後に、広告を出すこともウェブサイトへの訪問者を増やす方法の一つです。ただし、広告を出す際には、ウェブサイトの内容と関連性の高い広告を選ぶことが重要です。関連性の低い広告は、訪問者の興味を引かず、逆効果になる可能性があります。また、広告が多すぎると、ウェブサイトが見づらくなり、訪問者の快適さを損なう可能性があります。広告の量や配置には注意が必要です。
方法 | 説明 |
---|---|
質の高い情報や記事の掲載 | 役に立つ情報や面白い記事があれば、自然と多くの人がウェブサイトを訪れる。 |
検索サイトで上位表示 | ウェブサイトの構成や内容を検索サイトに適したものにする。関連性の高い言葉を使ってウェブサイトの内容を説明する。 |
色々な人と繋がる仕組みの活用 | 共有サイトや情報発信サイトでウェブサイトの情報を発信する。 |
ウェブサイトを快適に利用できるように工夫 | ウェブサイトが見やすく、操作しやすいように設計する。読みやすい文字の大きさや、分かりやすい配置にする。 |
広告を出す | ウェブサイトの内容と関連性の高い広告を選ぶ。広告の量や配置に注意する。 |
ページビューの計測方法
みなさんのホームページがどれくらい見られているかを知ることは、ホームページを良くしていく上でとても大切です。 この、見られた回数のことを「ページビュー」と言います。ページビューを数えるには、「アクセス解析道具」を使うのが一般的です。アクセス解析道具は、ホームページに訪れた人の数や、どのページを見ているかなどを詳しく記録してくれる便利な道具です。無料で使えるものも多いので、ぜひホームページで使ってみましょう。
代表的なアクセス解析道具の一つに「グーグルアナリティクス」というものがあります。グーグルアナリティクスは、ページビューだけでなく、ホームページに来た人がどこから来たのか(例えば、検索サイトから来たのか、他のホームページから来たのか)、どの種類の機械を使っているのか(例えば、パソコンなのか、携帯電話なのか)、どの地域に住んでいるのかなど、たくさんのことを教えてくれます。
これらの情報は、ホームページをより良くするためのヒントになります。例えば、多くの人が携帯電話から見ていると分かれば、携帯電話でも見やすいようにホームページを工夫することができます。また、特定のページの人気がないと分かれば、そのページの内容をもっと面白くしたり、見つけやすくしたりすることができます。
アクセス解析道具で集めた情報をしっかり見て、どこを改善すればもっと多くの人に見てもらえるか、ホームページの目的を達成できるかを考えましょう。例えば、商品の販売ページへのアクセスが少ない場合は、ホームページのトップページから販売ページへの案内を分かりやすくしたり、検索サイトで上位に表示されるように工夫する必要があるかもしれません。
このように、アクセス解析道具はホームページを運営していく上で欠かせない道具です。色々な道具があるので、自分のホームページに合ったものを選んで使ってみましょう。そして、集まった情報を元に、より良いホームページ作りを目指しましょう。
項目 | 説明 |
---|---|
ページビュー | ホームページが見られた回数 |
アクセス解析道具 | ページビューや訪問者の情報などを記録する道具 |
グーグルアナリティクス | 代表的なアクセス解析道具の一つ |
アクセス解析道具で分かること |
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アクセス解析の活用例 |
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まとめ
多くの人の目に触れる機会を増やすことは、情報発信を行う上で欠かせない取り組みです。そのためには、まず「どのくらいの人がサイトを訪れたか」を示す指標を理解することが重要になります。この指標は、一般的に「ページ閲覧数」と呼ばれ、サイトの人気を測る基本的な尺度となっています。
閲覧数を増やすには、様々な工夫が必要です。一つは質の高い情報発信です。見る人の心を掴む、役に立つ内容を提供することで、自然と多くの人が訪れるようになります。また、検索サイトで上位に表示されるように工夫することも重要です。これは、検索最適化と呼ばれる手法で、適切な言葉選びやサイト構造の改善など、技術的な工夫が必要です。
さらに、評判を広めることも重要です。人づてに情報を広めてもらうことで、新たな閲覧者獲得に繋がります。そのためには、情報共有を行うための仕組みを活用することが効果的です。
閲覧数を増やすための取り組みの効果を測ることも大切です。そのためには、サイトへの訪問状況を分析できる道具を活用します。この道具を使うことで、どの情報が人気を集めているのか、どこから人が訪れているのかなど、様々な情報を得ることができます。得られた情報を元に、さらに魅力的な情報発信を行うための改善を繰り返すことで、より多くの人の目に触れる機会を増やすことができます。
閲覧数は、あくまでも指標の一つに過ぎないことも忘れてはいけません。他の指標と合わせて分析することで、より効果的な情報発信を行うことができます。最終的には、見る人にとって価値のある情報を提供し続けることが、閲覧数を増やすことに繋がるのです。
他の指標との関係
ホームページを訪れた人の数を示すページビューは、ホームページの状態を調べる上で大切な数値です。しかし、この数字だけを見ていては、ホームページの真の姿を捉えることはできません。他の数値と組み合わせることで、より深くホームページを理解し、役立つ情報を得ることができるのです。
例えば、ホームページに訪れた人が何回接続したかを示す接続数や、ホームページに滞在した時間、そして最初に見たページから他のページへ移動せずにホームページを閉じてしまう割合を示す直帰率といった数値と合わせて考えると、ホームページを訪れた人の行動やホームページの改善点がより明確になります。ページビューが多くても、滞在時間が短い場合は、ホームページの内容が訪れた人の求めるものと合っていない、あるいはホームページが見にくい、使いにくいといった問題があると考えられます。反対に、ページビューの数が少なくても、滞在時間が長い場合は、特定の内容に興味を持つ人がいることを示しています。
他にも、例えば、ホームページで商品を買ったり、会員登録をしたりといった行動を数値化した転換率と合わせて考えると、ページビュー数の変化が、売上の向上にどのように繋がっているのかを調べることができます。ページビューが増えても転換率が上がらない場合は、ホームページのデザインや商品の説明書きなど、転換率を上げるための工夫が必要です。
このように、他の数値と組み合わせることで、ページビューだけでは分からない情報を得ることができ、ホームページをより良くするための具体的な対策を立てることに繋がります。どの数値と組み合わせるかは、ホームページの目的によって変わってきます。そのため、まずはホームページの目的を明確にし、目的に合った数値を選び、組み合わせて分析することが大切です。
指標 | 説明 | ページビューとの組み合わせ分析 |
---|---|---|
ページビュー | ホームページを訪れた人の数 | 基準となる指標 |
接続数 | ホームページに訪れた人が何回接続したか | 一人当たりのページ閲覧数などを分析 |
滞在時間 | ホームページに滞在した時間 | ページビューが多くても滞在時間が短い場合は、内容がニーズと合っていない、または見にくい可能性。ページビューが少なくても滞在時間が長い場合は、特定の内容に興味を持つ人がいる可能性。 |
直帰率 | 最初に見たページから他のページへ移動せずにホームページを閉じてしまう割合 | 直帰率が高い場合は、最初のページでユーザーの興味を引けていない可能性。 |
転換率 | 商品購入や会員登録などの行動を数値化したもの | ページビューが増えても転換率が上がらない場合は、ホームページのデザインや商品の説明書きなどを改善する必要がある。 |