
画像の美しさを決める「画素数」
- 画素数とは
写真の美しさや、画面の見やすさを左右する要素の一つに「画素数」があります。
デジタル画像は、実際には小さな正方形が集まってできています。この正方形の一つ一つを「画素」と呼びます。そして、この画素の一つ一つが、色を持ち合わせています。
「画素数」とは、一枚の画像の中に、どれだけ多くの画素が含まれているかを示す数字です。例えば、「1280×720」と表示されていれば、横に1280個、縦に720個の画素が並んでいることを意味します。
つまり、単純計算すると、この画像は合計で921,600個もの画素を使って構成されていることになります。
一般的に、画素数が多いほど、きめ細かい美しい画像になります。逆に、画素数が少ないと、画像は荒く、ぼやけて見えてしまいます。
スマートフォンやデジタルカメラの性能を示す際に、よく「○○万画素」といった表記を目にしますが、これはセンサーが一度に読み取れる画素の数を表しています。
画素数は、画像の美しさに大きく関わる要素の一つですが、画素数だけで写真の良し悪しが決まるわけではありません。構図や光、そして撮影者の感性といった要素も、素晴らしい写真を生み出すためには欠かせない要素です。