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パソコンを守るNorton AntiVirus

コンピューターウイルスは、まるで生物のウイルスのように、コンピューターの中に侵入し、ファイルを破壊したり、情報を盗み出したりする、悪意のあるプログラムです。 コンピューターウイルスから大切なデータを守るためには、ウイルス対策ソフトの導入が欠かせません。数あるウイルス対策ソフトの中でも、ノートン アンチウイルスは、長年にわたり世界中の多くのユーザーに愛用されている定番ともいえるソフトです。 ノートン アンチウイルスは、アメリカのシマンテック社が開発・販売しています。高い検知率と軽快な動作が特徴で、コンピューターの性能に影響を与えることなく、安心してインターネットを楽しむことができます。 日々進化するコンピューターウイルスに対抗するため、ノートン アンチウイルスも常に進化を続けています。最新の技術を駆使し、既知のウイルスはもちろんのこと、未知のウイルスの脅威からもコンピューターを守ります。 さらに、サポート体制も充実しており、万が一ウイルスに感染してしまった場合でも、電話やメールで専門スタッフに相談することができます。このように、ノートン アンチウイルスは、その性能と信頼性、そして手厚いサポートにより、多くの人々に選ばれているのです。
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ネットワーク社会を気持ちよく過ごすために:ネットワーク倫理のススメ

インターネットは、世界中の人々とつながり、膨大な情報にアクセスできる便利なツールです。しかし、現実世界と同じように、インターネットの世界にも、快適で安全な環境を保つために、守るべきマナーやルールが存在します。これをネットワーク倫理と呼びます。 ネットワーク倫理は、インターネット利用者が、責任ある行動をとるための道しるべとなるものです。 インターネット上での言動は、現実世界と同じように、あるいはそれ以上に大きな影響力を持つことを理解することが重要です。誹謗中傷やプライバシーの侵害は、相手を深く傷つけ、取り返しのつかない事態を招く可能性もあります。 また、インターネットは不特定多数の人が利用する共有空間であることを意識する必要があります。自分勝手な行動や無責任な情報発信は、他の利用者の迷惑になるだけでなく、インターネット全体の信頼性を損なうことにもつながりかねません。 ネットワーク倫理を守り、良識ある行動を心がけることで、インターネットをより安全で快適なコミュニケーションの場としていくことができるでしょう。
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ネットワークセキュリティの基礎知識

- ネットワークセキュリティとは現代社会において、企業活動や私たちの日常生活は、コンピューターネットワークなしでは成り立ちません。ところが、この便利なネットワーク上には、企業の重要な情報や個人のプライバシーに関する情報など、多くの重要な情報が行き交っています。もしも、これらの情報が悪意のある第三者に盗み見られたり、改ざんされたり、盗まれてしまったらどうなるでしょうか?企業にとっては、金銭的な損失だけでなく、社会的な信用を失墜してしまうかもしれません。個人にとっても、プライバシーの侵害や金銭的な被害を受ける可能性があります。ネットワークセキュリティとは、このような脅威からネットワーク上の情報資産を守るための対策全体を指します。具体的には、不正アクセスやコンピュータウイルス、サイバー攻撃などからネットワークを守るために、ファイアウォールや侵入検知システムなどのセキュリティ対策技術を導入したり、パスワードの管理を徹底したり、セキュリティに関する社員教育を実施したりするなど、様々な取り組みが含まれます。ネットワークセキュリティは、もはや一部の専門家だけの問題ではありません。ネットワークに接続するすべての人が、その重要性を認識し、適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。
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情報社会の進化を支える情報処理推進機構

- 情報処理推進機構とは情報処理推進機構(略称IPA)は、国民生活の向上と日本の産業発展を目的に、情報処理や情報通信技術に関する調査、研究、開発、普及、人材育成などを行う機関です。1970年に設立され、現在は独立行政法人として活動しています。IPAは、情報化社会における様々な課題解決に向けて、多岐にわたる事業を展開しています。具体的には、情報セキュリティ対策の強化、ソフトウェア開発力の向上、情報通信技術の標準化などに取り組んでいます。中でも特に有名なのが、情報処理技術者試験の実施です。情報処理技術者試験は、情報処理に関する知識や技能を測る国家試験であり、情報処理技術者の育成に大きく貢献しています。IPAは試験問題の作成や試験の実施、資格の認定などを行っています。その他にも、情報セキュリティに関する情報提供や相談、ソフトウェア開発に関する調査研究、情報処理技術者向けの研修など、日本の情報化を推進するための様々な活動を行っています。IPAは、常に変化する情報化社会のニーズに応えながら、日本の情報処理技術の発展に貢献し続けています。
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インターネットの安全を守る技術:IPsec

- IPsecとはインターネットは世界中の人々をつなぐ便利なツールですが、その一方で、情報のやり取りが盗み見される危険性も孕んでいます。例えば、オンラインショッピングサイトで入力したクレジットカード番号や、インターネットバンキングで利用するパスワードが、悪意のある第三者に盗まれてしまうかもしれません。このような脅威から大切な情報を守るために開発された技術の一つが、IPsec(アイピーセック)です。インターネット上では、あらゆる情報が「パケット」と呼ばれる小さなデータの単位に分割され、送信先へと届けられます。IPsecは、このパケット一つ一つを暗号化することで、たとえ情報が盗み見られたとしても、その内容を解読できないようにするのです。イメージとしては、大切な手紙を厳重に封をした封筒に入れるのと同じです。封筒の中身、つまりパケットの中身は暗号化によって解読不可能となり、送信者と受信者だけがその内容を理解できます。IPsecは、オンラインショッピングやインターネットバンキングといった、個人情報や金融情報を扱うサービスにおいて広く利用されています。私たちが安心してインターネットを利用できるのも、IPsecのようなセキュリティ技術のおかげと言えるでしょう。
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IPA: 日本のITを支える中核機関

- IPAとはIPAとは、「独立行政法人情報処理推進機構」のことです。これは、英語名「Information-technology Promotion Agency, Japan」の頭文字を取ったものです。情報処理推進機構は、日本の情報技術(IT)分野において重要な役割を担う機関として、1970年に設立されました。その後、2004年の独立行政法人化を経て、現在に至ります。 IPAは、日本のIT戦略を支える中核機関として、多岐にわたる活動を行っています。主な活動内容としては、高度なIT人材の育成、情報セキュリティ対策の強化、ソフトウェア開発の効率化などが挙げられます。 IT人材の育成においては、ITスキル標準の作成や、情報処理技術者試験の実施などを通して、質の高いIT人材の育成に貢献しています。また、情報セキュリティ対策においては、最新の脅威情報の収集・分析や、セキュリティ対策の啓発活動などを行い、安全なIT社会の実現を目指しています。さらに、ソフトウェア開発の効率化においては、ソフトウェア開発の標準化や、開発ツールの提供などを通して、日本のソフトウェア産業の競争力強化を支援しています。 このように、IPAは日本のIT化を推進するために、幅広い活動を行っている重要な機関と言えるでしょう。
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ITセキュリティの要: ICAとは?

インターネットは、私たちの生活に欠かせないものとなりました。買い物や友人との交流、銀行取引など、様々な場面で利用されています。しかし、その利便性の裏には、情報漏洩やなりすましなどの危険も潜んでいます。 こうした危険から私たちを守り、安心してインターネットを利用できるようにするために重要な役割を担っているのが「認証局(CA)」です。認証局は、ウェブサイトの運営者やメールアドレスの所有者など、インターネット上で情報をやり取りする相手が本当に実在する人物や組織であることを証明する「電子証明書」を発行しています。 ICA(中間認証局)は、この認証局の中でも特に重要な役割を担っています。ICAは、証明書の発行元となる「ルート認証局」と、実際に利用者に証明書を発行する「発行認証局」の間に立って、両者を繋ぐ役割を果たします。ルート認証局は、証明書の信頼性を維持するために、非常に厳重なセキュリティ対策を施しています。そのため、直接証明書を発行することは少なく、ICAを通して発行することが一般的です。 ICAは、ルート認証局の信頼性を担保しながら、より多くの発行認証局に証明書を発行することを可能にします。これにより、インターネット上の様々なサービスにおいて、安全な情報交換が実現されています。私たちが普段意識することなくインターネットを利用できているのは、ICAをはじめとする認証局の働きがあってこそと言えるでしょう。