アップロード

記事数:(2)

ネットワーク

インターネット通信の「上り」とは?

皆さんが日々利用しているインターネット回線では、常に情報のやり取りが行われています。情報を自分の機器に取り込む「下り」だけでなく、自分の機器から情報を外部に送る「上り」も大切な役割を果たしています。この「上り」の速度は、様々な場面で影響を及ぼします。 例えば、皆さんが書いた電子メールを送信する場面を考えてみましょう。この時、メールの内容は皆さんの機器からインターネットを通じて相手の機器へと送られます。この際に「上り」の速度が速ければ、大きな添付ファイルであっても素早く送信することができます。反対に速度が遅ければ、送信に時間がかかったり、エラーが発生する可能性もあります。 また、写真や動画をインターネット上に保存するクラウドサービスを利用する際にも、「上り」の速度は重要です。高画質の動画や大量の写真を保存する場合、「上り」の速度が速ければスムーズに保存作業が完了します。しかし、速度が遅いと保存に時間がかかったり、作業が中断される可能性も出てきます。 さらに、近年利用者が増えている動画の生配信サービスを考えてみてください。自分の映像や音声をリアルタイムで配信するためには、常に自分の機器からインターネット上に情報を送り続ける必要があります。「上り」の速度が速ければ、高画質で滑らかな映像を配信することができます。しかし、速度が遅いと映像が途切れたり、画質が低下するなど、視聴者に不快感を与えてしまうかもしれません。 このように、インターネットを快適に利用するためには、「下り」の速度だけでなく、「上り」の速度にも注意を払う必要があります。自分の利用状況に合わせて適切な回線速度を選ぶことが大切です。
ネットワーク

ファイル転送の基本: ULってなに?

「UL」って言葉を聞いたことがありますか?日常的にインターネットを使っている人なら、一度は目にしたり、使ったりしたことがあるかもしれません。「UL」は「アップロード」を縮めた言葉で、データを自分のパソコンやスマートフォンから、インターネット上のサーバーに送り出すことを意味します。 たとえば、あなたが撮影した写真を友達に見せたいときのことを想像してみてください。 写真をインターネット上に公開するサービスに写真を登録しますよね? この時に、あなたのパソコンやスマートフォンから、そのサービスのサーバーへ写真データを送信します。このデータ送信の動作こそが「アップロード」なのです。 普段何気なく行っている動作も、「アップロード」という言葉で説明すると、少し専門的に聞こえるかもしれません。しかし、インターネット上でのデータのやり取りは、この「アップロード」と、反対にサーバーからデータを受け取る「ダウンロード」の組み合わせで行われています。 つまり、「アップロード」はインターネットを理解する上で欠かせない重要な言葉なのです。