アプリケーション開発

記事数:(3)

開発

プログラミング:コンピュータに命を吹き込む技術

- プログラミングとは 私たち人間は、普段日本語や英語などを使って考えや気持ちを伝えています。しかし、コンピュータはこれらの言葉をそのまま理解することはできません。 コンピュータは、電気が流れるか流れないかという単純な信号で動いており、この信号の組み合わせによって様々な処理を行っています。 そこで登場するのが「プログラミング言語」です。プログラミング言語は、人間がコンピュータに指示を与えるための、特別な言葉です。この言葉を使って、コンピュータに実行させたい処理を順番に書いていくことで、コンピュータに理解できる指示書を作ることができます。 この指示書のことを「プログラム」と呼び、プログラムを作る作業が「プログラミング」です。 プログラミングは、まるでパズルを解くように、論理的な思考を使って、コンピュータに意図した通りに動いてもらうための作業と言えるでしょう。 プログラミングを通して、私たちはコンピュータに様々な仕事をさせることができます。 例えば、ウェブサイトやアプリの開発、ゲーム制作、データ分析など、私たちの生活を豊かにする様々な分野でプログラミングは活用されています。
その他

携帯アプリ開発の古豪 BREW

- BREWとはBREWは「Binary Runtime Environment for Wireless」の略称で、携帯電話向けアプリケーション開発のためのプラットフォームです。2001年にアメリカのクアルコム社によって開発され、携帯電話に新たな価値をもたらす技術として注目を集めました。従来の携帯電話は、通話やメールなど基本的な機能に限定されていました。しかし、BREWが登場したことで、状況は大きく変わりました。BREWは、開発者が携帯電話上で動作するアプリケーションを開発するための共通の環境を提供しました。これにより、ゲームや地図アプリなど、多様なアプリケーションをダウンロードして利用することが可能になりました。BREWの登場は、携帯電話の可能性を大きく広げました。従来は限られた機能しか利用できなかった携帯電話が、BREWによって、様々なアプリケーションを楽しむことができる多機能端末へと進化したのです。これは、携帯電話の進化における大きな転換点と言えるでしょう。しかし、その後、iPhoneやAndroidといったスマートフォンが登場し、アプリケーション開発の主流はそちらに移っていきました。
開発

Visual Basic:初心者にも優しい開発環境

- Visual BasicとはVisual Basicは、マイクロソフトが開発したプログラミング言語です。その名の通り、BASICというプログラミング言語を拡張したもので、より視覚的に、そして分かりやすくプログラムを開発できるように設計されました。従来のプログラミング言語では、コードを全て手入力する必要があり、画面のデザインなどもコードで表現しなければなりませんでした。しかし、Visual Basicでは、マウスを使って画面上の部品を配置するだけで、簡単に画面デザインを行うことができます。また、部品の動作を指定するコードも、直感的に記述できるようになっています。このように、Visual Basicは、視覚的な操作でプログラム開発を行うことができるため、「ビジュアル開発環境」と呼ばれることがあります。特に、ボタンやウィンドウなど、視覚的な要素を含むアプリケーションソフト(GUIアプリケーション)を開発する環境として広く普及しました。Visual Basicは、初心者でも比較的習得しやすい言語であると言われています。これは、日本語に近い文法や、豊富なサンプルコード、充実した開発環境などが提供されているためです。そのため、企業でのシステム開発から、趣味のプログラミングまで、幅広い分野で利用されています。