イメージセンサ

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デジタルカメラの心臓部!電荷結合素子CCDとは?

私たちが日常的に目にしている写真は、光を電気信号に変換することによって記録されています。カメラのレンズを通って入ってきた光は、イメージセンサーという部品に到達します。イメージセンサーは、光を電気信号に変換する役割を担っており、その中でも代表的なものが電荷結合素子、CCDです。 CCDは、光の粒である光子が当たると電子を発生させる性質を持つ半導体で作られています。光がCCDに当たると、光の強さに応じた量の電子が発生します。CCDは、この発生した電子を小さな画素と呼ばれる区画に蓄積していきます。そして、それぞれの画素に蓄積された電子の量を読み出すことで、光の強弱のパターン、つまり画像の情報を得ることができます。 CCDで読み取った情報は、デジタル信号に変換されます。デジタル信号とは、0と1の組み合わせで表現される信号のことです。このデジタル信号は、コンピュータで処理することができ、画像として表示したり、保存したりすることが可能になります。 このように、CCDは、光を電気信号に変換し、デジタル画像を作り出すための重要な役割を担っています。私たちが何気なく見ている写真は、CCDの働きによって支えられているのです。