
デクリメント:変数の値を減らす処理
- プログラミングにおけるデクリメントとはプログラムの中では、データを入れておく箱のようなものを変数と呼びます。そして、この変数に入っているデータに対して様々な操作を行うことがプログラムの役割の一つです。その操作の中でも、「デクリメント」は変数に入っている数値を1減らす操作を指します。例えば、変数Aに数字の5が入っているとします。この変数Aに対してデクリメントの操作を行うと、変数Aに入っている数字は4に変わります。このデクリメントは、プログラムの中で数字を扱う際に頻繁に登場する操作です。例えば、繰り返し処理を行う際に、繰り返す回数を管理するためにデクリメントが使われます。繰り返し処理を10回行いたい場合、はじめに変数に10を代入しておき、繰り返し処理を行うたびにこの変数をデクリメントします。そして、変数の値が0になったら繰り返し処理を終了するという制御を行うことができます。このように、デクリメントは一見単純な操作ではありますが、プログラムを組む上で非常に重要な役割を担っています。