クラッカー

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セキュリティ

Webサイト閲覧の危険?ブラクラにご用心!

- ブラクラとは? 「ブラクラ」は、「ブラウザークラッシャー」を短くした言葉で、インターネットを見るために使うソフト、ブラウザに、わざと重い負担をかけて、強制的に終了させてしまったり、うまく動かなくしてしまう悪いプログラムやウェブサイトのことを指します。 私たちがインターネットで色々な情報を見たり、サービスを使ったりする時には、ブラウザはなくてはならない大切な道具です。しかし、もしもこのブラウザが悪意のあるブラクラによって正常に動作しなくなってしまうと、見ていたページが急に閉じてしまったり、入力した文字やデータが消えてしまったりと、とても困った事態に陥ってしまいます。 場合によっては、ブラウザだけでなく、パソコン自体が動かなくなってしまい、再起動が必要になることもあります。ブラクラは、悪質なイタズラを目的として作られることが多く、セキュリティ対策ソフトの導入など、自己防衛の手段を講じておくことが大切です。
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クラッキングとその脅威

- クラッキングとはクラッキングとは、他人の管理するコンピュータシステムやネットワークに、許可なく侵入し、不正な行為を行うことです。 これは、鍵のかかった他人の家に許可なく侵入するのと同じように、許される行為ではありません。クラッキングの目的は様々ですが、大きく分けて以下の3つが挙げられます。1. -情報窃取- 企業の機密情報や個人のパスワード、クレジットカード情報などを盗み出すことを目的とします。 こういった情報は、犯罪者にとって金銭を得るために利用されたり、個人のプライバシーを侵害するために悪用されたりする可能性があります。2. -システム破壊- ウェブサイトをダウンさせたり、データを消去したりするなど、対象のシステムに損害を与えることを目的とします。 これにより、企業は業務停止に追い込まれたり、個人は大切なデータや思い出を失ったりする可能性があります。3. -システム改ざん- ウェブサイトの情報を書き換えたり、システムを操作して意図した通りに動作させたりすることを目的とします。 企業の評判を失墜させたり、個人を騙して金銭をだまし取ったりするために悪用される可能性があります。クラッキングは犯罪行為であり、場合によっては重い刑罰が科せられます。 絶対に他人のコンピュータシステムやネットワークに不正に侵入してはなりません。
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ハッカーってどんな人たち?

「ハッカー」と聞いて、皆さんはどんな姿を思い浮かべますか?ニュースで頻繁に目にする「ハッカーによる不正アクセス」といった言葉の影響で、ハッカー=悪いことをする人というネガティブなイメージを持っている方も少なくないかもしれません。しかし本来、「ハッカー」はコンピューターに対して深い知識と優れた技術を持つ人を指す言葉でした。 彼らは、その高い技術力と知識を駆使して、コンピューターシステムの弱点を見つけ出し、セキュリティ強化に貢献していました。まるで複雑に絡み合ったパズルを解き明かすように、システムの裏側を探求する人たち、それが本来のハッカーの姿なのです。 ところが、時代の流れとともに、ハッカーという言葉は本来の意味から変化していきました。コンピューター技術の悪用が目立つようになり、不正アクセスや情報漏えいなどの犯罪行為を働く人たちも「ハッカー」と呼ばれるようになってしまったのです。 本来のハッカーは、高い倫理観と技術力を持ち合わせており、その能力を世の中の役に立てようと活動していました。彼らの活動は、今日の情報化社会の基盤を築く上で大きく貢献したと言えるでしょう。 一方で、悪意のある行為を働く人たちは、本来のハッカーとは全く異なる存在です。 私たちは、「ハッカー」という言葉の本来の意味と、その背景にある歴史を正しく理解する必要があります。