
パソコンの性能を左右する?デュアルコアCPUとは
- デュアルコアCPUとは
パソコンの性能を語る上で欠かせないCPU。その中でも「デュアルコアCPU」は、2つの頭脳を持つことで処理能力を向上させたCPUです。
CPUは Central Processing Unit の略で、日本語では中央処理装置と呼びます。パソコンに例えると、まさに「頭脳」の役割を果たす部分です。人間が何かを考えるように、パソコンも計算やデータ処理など、様々な作業を行います。この作業を指示するのがCPUの役割です。
デュアルコアCPUは、このCPUコアを2つ搭載しているのが特徴です。1つのCPUの中に、独立した処理装置が2つあるイメージです。例えば、動画を見ながら資料作成を行う場合、従来のシングルコアCPUであれば1つの頭脳で作業をこなさなければなりませんでした。しかし、デュアルコアCPUであれば、それぞれの頭脳で動画再生と資料作成を同時に行うことができます。
このように、複数の処理を同時に行う「並列処理」を得意とするのが、デュアルコアCPUの強みです。結果として、パソコン全体の処理速度が向上し、快適な作業環境を実現できます。