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意外と知らない?「inactive」の意味とは

「inactive」とは、コンピューターの周辺機器やアプリケーションソフトが動作していない状態を指す言葉です。例えば、プリンターはコンピューターに接続されていても、実際に印刷を行っていない場合は「inactive」の状態です。これは、プリンターが待機状態で、印刷命令を待っている状態だからです。 同様に、普段使っているインターネット閲覧ソフトや電子メールソフトも、起動はしていても実際に操作をしていなければ「inactive」の状態です。これらのソフトは起動しているため、画面上に表示はされていますが、新しいページを開いたり、メールを作成したりといった積極的な操作が行われていない状態を指します。 反対に、これらの機器やソフトが実際に動作している状態は、「active」と表現されます。プリンターであれば印刷を実行している状態、インターネット閲覧ソフトであればページを閲覧している状態、電子メールソフトであればメールを作成している状態などが「active」の状態です。 このように、「inactive」と「active」は対義語として使われ、機器やソフトの動作状態を分かりやすく表現する言葉です。
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「キャンセル」のその先へ:コンピュータ操作を中断する

私たちは日々、文書作成やデータ整理、情報検索など、様々な目的でコンピュータを使っています。便利なコンピュータですが、操作をしていると、間違った手順で作業を進めてしまったり、予想以上に時間がかかってしまったりすることがあります。このような時、作業を中断したり、やり直したりする必要が出てきます。 こうした状況で役立つのが「キャンセル」という機能です。キャンセルは、現在実行中のプログラムを中断したり、これから行おうとしている操作を取り消したりするために使われます。例えば、誤ってファイルを削除しようとした場合、キャンセル操作を行うことで、削除を未然に防ぐことができます。また、インターネットから大きなサイズのファイルをダウンロード中に、途中でダウンロードを中止したい場合も、キャンセル操作が役立ちます。 キャンセル操作は、キーボードの特定のキーを押したり、画面上のボタンをクリックしたりすることで実行できます。多くの場合、「キャンセル」という表示があるので、比較的容易に見つけることができます。この機能は、コンピュータ操作をスムーズに進める上で、非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。
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画面キャプチャ:記録を残す便利な機能

- 画面を画像データとして保存する「画面キャプチャ」パソコンのディスプレイに表示されている内容を、画像データとして保存することを「画面キャプチャ」と呼びます。まるで画面の写真を撮るように、表示内容をそのまま記録できるため、資料作成や情報共有に役立ちます。例えば、ウェブサイトの内容を保存したい場合、文章をコピー&ペーストするよりも、画面キャプチャで画像として保存する方が、レイアウトやデザインも含めて正確に記録できます。また、プレゼンテーションのスライドや、ソフトウェアの操作手順などを説明する際にも、画面キャプチャを用いることで、相手に視覚的に分かりやすく情報を伝えることができます。さらに、エラーメッセージなど、一時的にしか表示されない情報も、画面キャプチャを使えば記録として残しておくことが可能です。保存した画像は、後から見返したり、他の人と共有したりすることができます。このように、画面キャプチャは、ウェブサイトの内容、文書、画像、動画など、様々な情報を手軽に保存できる便利な機能です。資料作成、情報共有、トラブルシューティングなど、様々な場面で役立ちます。
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起動とは?:コンピュータを動かすために

- 起動の意味「起動」とは、コンピュータなどの機械に電源を入れ、実際に使える状態にすることを指します。私たちが普段何気なく行っているパソコンの電源ボタンを押す動作も、実はコンピュータを起動させるための最初の1歩なのです。機械を起動するということは、人間で例えるならば、目を覚まして活動を開始するようなものです。コンピュータの場合、電源が入ると、まず最初に基本的なプログラムが読み込まれます。このプログラムは、いわばコンピュータの脳みそにあたる部分で、コンピュータ全体を制御するために欠かせないものです。基本的なプログラムが読み込まれると、続いてオペレーティングシステム(OS)と呼ばれるソフトウェアが起動します。OSは、コンピュータと私たち人間との橋渡しをする役割を担っており、ファイルの管理やアプリケーションの実行など、さまざまな機能を提供します。OSが起動することで、私たちは初めてコンピュータを操作し、様々な作業を行えるようになるのです。このように、起動は機械を動かすために欠かせないプロセスと言えるでしょう。私たちが快適にコンピュータを使えるのは、起動というプロセスを経て、様々なプログラムが順序良く読み込まれ、実行されているおかげなのです。
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コンピューターの基礎知識:ビットとは?

- 情報量の最小単位 今日の社会では、コンピューターが様々な情報を処理することで私たちの生活は成り立っています。写真、動画、音声など、扱う情報の種類は多岐に渡りますが、これらの膨大な情報をコンピューターが処理できるようにするために、情報を最小単位に分解する必要があります。その最小単位となるのが「ビット」です。 では、ビットとは具体的にどのようなものでしょうか? 私たちの身近なもので例えてみましょう。例えば、電灯のスイッチにはオンとオフの二つの状態しかありません。ビットはこのように、二者択一の情報を表すことができる単位です。電灯のスイッチで考えると、オンを「1」、オフを「0」と決めることで、電灯の状態を数字を使って表すことができます。この「0」と「1」の状態をそれぞれ1ビットと呼びます。 コンピューターはこのように、すべての情報を「0」と「1」の組み合わせで表現しています。膨大な量の情報を扱うコンピューターにとって、情報を最小単位であるビットに分解することは、情報を効率的に処理するために欠かせない仕組みと言えるでしょう。
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停電対策の強い味方!UPSとは?

- 無停電電源装置(UPS)の概要無停電電源装置(UPS)とは、その名の通り、電気が止まってしまう停電時でも、コンピューターやサーバーといった重要な機器に電力を供給し続けるための装置です。 私たちの暮らしや仕事において、コンピューターは欠かせないものとなっています。もし、作業中に突然電気が止まってしまったら、保存していないデータは消えてしまい、機器にも悪影響を及ぼす可能性があります。UPSは、このような事態を防ぐための心強い味方と言えるでしょう。UPSは、普段から電力会社から供給される電気を蓄えておき、停電時には蓄えておいた電力を使って機器に電気を送り続けます。 電気を蓄える役割を担うのが内蔵バッテリーです。UPSの中には、このバッテリーとは別に、より長時間の停電に備えて発電機を搭載しているものもあります。発電機は、燃料を燃やすことで電気を作り出す装置です。UPSは、企業の重要なサーバーやネットワーク機器、医療機器、工場の生産ラインなど、停電による影響が大きい場所で使われています。停電によるデータの損失や機器の故障を防ぐことはもちろん、業務の継続や人命を守る上でも重要な役割を担っていると言えるでしょう。
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未来を拓く、非ノイマン型コンピューターの可能性

私たちが普段何気なく使っているパソコンやスマートフォン、そしてスーパーコンピューターに至るまで、ほとんどのコンピューターは「ノイマン型」と呼ばれる設計思想に基づいて作られています。このノイマン型コンピューターの特徴は、計算を行う場所とデータを記憶しておく場所が同じであるという点にあります。 例えば、文章を作成する際、コンピューターはキーボード入力された文字を記憶し、それを画面に表示する処理を行います。この時、入力された文字データも、それを処理するためのプログラムも、全て同じメモリ空間内に存在します。 このような仕組みは、一見シンプルで扱いやすいように思えます。しかし、処理速度の観点から見ると、これが大きな弱点となっています。処理を行う度にデータを取りに行く必要があるため、どうしても時間がかかってしまうのです。特に、近年のAI技術の進歩に伴い、膨大な量のデータを高速で処理する必要性が高まっており、ノイマン型コンピューターの限界が指摘されています。 そこで、近年注目されているのが、従来のコンピューターの限界を突破する新しい計算機アーキテクチャです。
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未来を拓く、非ノイマン型コンピューター

私たちが普段何気なく使っているパソコンやスマートフォンといったコンピューターは、ノイマン型と呼ばれる設計思想に基づいて作られています。この設計思想の特徴は、計算処理を行う中央処理装置(CPU)と、データやプログラムを記憶しておくメモリが別々に存在することです。CPUはメモリに保存されているデータを読み込み、決められた処理を行った後、再びメモリに書き戻すという手順を繰り返すことで計算を行います。 しかし、このメモリからのデータの読み込みと書き込みには時間がかかってしまうため、大量のデータ処理を行う場合には処理速度が遅くなってしまうという問題点があります。特に、近年では人工知能の学習やビッグデータ解析など、膨大な量のデータを高速に処理する必要性が高まっており、従来のノイマン型コンピューターでは処理能力が追い付かない場面も出てきています。この問題を解決するために、様々な新しいコンピューターの開発が進められています。
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データ操作のキホン!挿入ってなに?

「挿入」は、コンピュータ上で作業を行う際、既存のデータの間に新たなデータを加える操作のことです。例えば、文章を作成している時に、ある文と文の間に別の文を付け加えたい場合などが挙げられます。この「挿入」は、文章の修正だけでなく、表計算ソフトでセルに数値や文字列を追加する際や、プレゼンテーション資料に新たなスライドを追加する際など、様々な場面で利用されています。 私たちが普段何気なく行っている、文章の修正作業を考えてみましょう。ある文章の一部を削除したり、別の言葉に置き換えたりする「置換」や、文章の一部を切り取って別の場所に移動させる「カットアンドペースト」といった操作と並んで、「挿入」は文章を思い通りに整え、より分かりやすくするための必須の機能と言えるでしょう。 データ整理の場面でも「挿入」は重要な役割を担います。例えば、顧客情報を管理する表計算ソフトでは、新規顧客の情報を追加するために「挿入」が用いられます。新しい行を追加し、そこに顧客の名前、住所、連絡先などを記入していくことで、効率的に顧客情報を管理することができます。このように、「挿入」はコンピュータ上での様々な作業を円滑に進めるために欠かせない機能の一つと言えるでしょう。
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データの保存:なぜ重要?

私たちがコンピューターを使って文章を書いたり、画像を編集したりするとき、作成したデータは一体どこに保存されているのでしょうか? コンピューター内部には、情報を一時的に保管する「メインメモリー」と呼ばれる場所があります。 メインメモリーは、処理速度が非常に速いという特徴があります。そのため、コンピューターはメインメモリー上のデータにアクセスすることで、私たちが指示を出してからすぐに処理を行い、快適に作業ができるようにしています。 しかし、メインメモリーには大きな弱点があります。それは、コンピューターの電源を切ってしまうと、保存されていた情報が全て消えてしまうという点です。つまり、メインメモリーに保存したままでは、重要なデータが失われてしまう危険性があるのです。 そこで、作成したデータを後から再び利用できるように、別の場所に保管しておく必要があります。その役割を担うのが、ハードディスクやSSDなどの「記憶装置」です。記憶装置は、コンピューターの電源を切ってもデータを保持できるため、安心して情報を保管しておくことができます。
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パーソナルコンピュータ:私たちの生活を変えた立役者

「パーソナルコンピュータ」、今では「パソコン」と呼び慣らされるようになったこの革新的な機械が私たちの目の前に現れたのは、今からおよそ半世紀ほど前のことです。その当時、「コンピュータ」といえば、企業や研究機関といった特定の場所に設置され、限られた人しか操作できない、非常に高価で大きな装置でした。しかし、1970年代に入ると、電子部品の集積回路技術が飛躍的に進歩し、部品の小型化と低価格化が実現しました。それに伴い、コンピュータ本体も小型化し、価格も下がり始めます。そしてついに、個人が所有し、自宅で使用できるほどの大きさで、比較的手の届きやすい価格のコンピュータが登場しました。これが「パーソナルコンピュータ」の誕生です。 パーソナルコンピュータは、それまでのコンピュータのように専門知識を持った技術者だけでなく、子供から大人まで、誰もが気軽に使える道具として広く普及しました。その結果、文章作成や計算はもちろんのこと、絵を描いたり、音楽を作曲したり、ゲームを楽しんだりと、私たちの生活は大きく変わりました。さらに、インターネットの普及とパーソナルコンピュータの進化は、電子メールやオンラインショッピング、ソーシャルメディアといった新たなコミュニケーションやサービスを生み出し、私たちの生活はますます豊かで便利な方向へと変化し続けています。
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カット&ペースト:ITの基本操作

- カット&ペーストとはカット&ペーストは、コンピューター上で文字や画像、データなどを移動させる際に使う、基本的な操作です。まるで書類を切り貼りするように、情報を別の場所に移動できるので、コンピューターを扱う上で欠かせない技術と言えるでしょう。まず「カット」は、選択した部分をコンピューターの一時的な記憶領域にコピーし、元の場所からは削除する操作です。ハサミで切り取るイメージをすると分かりやすいでしょう。次に「ペースト」は、カットした内容を、別の場所に貼り付ける操作です。こちらは、コピーした紙を別の場所に貼り付けるイメージです。カット&ペーストは、文章作成ソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなど、様々な場面で使われています。例えば、文章の一部を移動させたい場合や、表計算ソフトでセル内のデータを別の場所に移動したい場合、画像編集ソフトで画像の一部を別の場所に移動したい場合など、様々な場面で活用できます。カット&ペーストは、キーボードのショートカットキーを使うと、より効率的に操作できます。多くの場合、「カット」は「Ctrl + X」、「ペースト」は「Ctrl + V」のキーを押すことで実行できます。これらのショートカットキーを覚えておくと、コンピューター操作がよりスムーズに行えるようになるでしょう。
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カット:コンピュータ操作の基本

- カットとは「カット」は、パソコンを使う際、画面上で文字や画像などを消したい時に使う操作です。まるでハサミで切り取るように、必要な部分だけを削除できます。この操作は、文章を書いたり、表を作ったりなど、様々な場面で役立つ、基本的な操作の一つです。例えば、文章の一部を移動させたい場合、まず移動させたい部分を「カット」します。すると、その部分は一時的に見えなくなりますが、実際には消えていません。次に、移動先の位置を指定して「貼り付け」という操作を行うと、先ほど「カット」した部分が現れます。このように、「カット」は単独で使うよりも、「貼り付け」と組み合わせて使うことで、より効果を発揮します。文章の一部を移動させるだけでなく、コピーする場合にも役立ちます。また、「カット」は、文章作成ソフトだけでなく、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトなど、様々なソフトで利用されています。そのため、パソコンで様々な作業を行う上で、覚えておくと便利な操作と言えるでしょう。
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モバイルパソコン:場所を選ばない快適な作業環境

- モバイルパソコンとはモバイルパソコンとは、文字通り持ち運びを前提として設計された小型で軽量なパソコンのことです。従来の据え置き型のパソコンに比べて大幅にサイズが小さく、重量も軽いことが特徴です。そのため、自宅やオフィスの中だけでなく、外出先でも気軽に持ち運んで使うことができます。小さくても処理能力や機能性が高いこともモバイルパソコンの魅力です。高性能なCPUやメモリを搭載したモデルも多く、文書作成やインターネット閲覧などの一般的な作業はもちろん、動画編集やゲームなど負荷の高い作業にも対応できます。モバイルパソコンの最大のメリットは、場所を選ばずに作業ができることです。自宅やオフィスではもちろんのこと、外出先のカフェや新幹線の中、出張先のホテルなど、あらゆる場所で作業環境を構築することができます。場所にとらわれず、自由なスタイルで仕事や勉強、趣味などを楽しみたいという人に最適です。近年では、折りたたみ式の画面を持つものや、タッチパネルを搭載してタブレットのように使えるものなど、多種多様なモバイルパソコンが登場しています。自分の使い方や目的に合わせて、最適な一台を選ぶことができます。
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アプライアンス:特定用途向けコンピューター

- アプライアンスとは「アプライアンス」とは、特定の目的を果たすために作られた、専用のコンピューターシステムのことです。家電製品と同じように、買ったその日から、複雑な設定をすることなく、すぐに使い始めることができます。私たちの身の回りには、多くのアプライアンスが存在します。例えば、ゲームを楽しむことだけに特化した家庭用ゲーム機も、アプライアンスの一種です。また、メールの送受信だけに機能を絞った電子メール専用端末も、アプライアンスと呼ばれます。このように、アプライアンスは、特定の用途に特化して設計されているため、一般的なコンピューターよりも使い方が簡単です。さらに、機能が限定されている分、価格が安いというメリットもあります。アプライアンスは、企業の業務システムなどにも広く利用されています。例えば、大量のデータを高速で処理するための専用機器や、ネットワークのセキュリティを守るための機器などがあります。これらのアプライアンスは、企業の業務効率や安全性を大きく向上させるために役立っています。このように、アプライアンスは、家庭から企業まで、様々な場面で利用されています。 私たちの生活をより便利で快適にするために、アプライアンスは今後も進化し続けるでしょう。
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パソコンが固まる原因とは?

「固まる」とは、パソコンが突如として使用者の操作を受け付けなくなり、画面表示の変化が全くなくなる現象を指します。 マウスをクリックしても画面上の矢印は微動だにせず、キーボードを叩いても文字が入力されない状態になります。 まるで時間が止まってしまったかのように画面が静止してしまうことから、「フリーズする」とも呼ばれています。 このような状態に陥ると、使用者はパソコンに対して何も操作を行うことができなくなります。 画面にはエラーメッセージが表示される場合もありますが、多くの場合は何も表示されずに、ただ画面が静止したままの状態が続きます。 このような状況は、使用中のソフトウェアに問題が発生した場合や、パソコンに負荷がかかり過ぎた場合などに起こることがあります。 また、パソコンの内部部品の故障が原因で起こる可能性もあります。
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文字化けの謎を解く

インターネットを使ってホームページを見たり、電子メールを読んだりしている時に、見たこともない記号や文字の羅列が表示されて困ってしまった経験はありませんか?まるで暗号のように見えるこの現象は、「文字化け」と呼ばれています。文字化けは、コンピューターが文字を正しく表示できない状態のことを指します。 私たちが普段何気なく使っている文字は、コンピューター内部では数字のコードに変換されて処理されています。この数字のコードと文字の対応付けは、「文字コード」と呼ばれ、コンピューターが文字を認識し、画面に表示するために必要不可欠なものです。文字化けは、この文字コードの解釈が正しく行われないために発生するのです。 例えば、ある文章を作成する際に使用した文字コードと、その文章を表示する際に使用される文字コードが異なる場合、文字化けが発生します。送信側と受信側で使用する文字コードを統一しておくことが、文字化けを防ぐための重要なポイントとなります。
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パソコンのスリープ機能:賢く使って節電!

- スリープ機能とはパソコンを使用中に、少しの間だけ作業を中断したい時がありますよね。そんな時に便利なのが「スリープ機能」です。この機能は、まるで私たちが仮眠を取るように、パソコンを一時的に休ませる機能です。スリープ機能を使うと、パソコンの動作が一時停止し、画面も暗くなります。しかし、作業中のデータはメモリーに記憶されたままです。再び作業を再開したい時は、マウスをクリックしたり、キーボードのキーを押したりするだけで、すぐに元の状態に戻れます。まるで居眠りから覚ますように、素早く作業を再開できるのが、スリープ機能の魅力です。スリープ中は、パソコンの消費電力が抑えられます。そのため、電気代の節約になるだけでなく、バッテリー駆動のパソコンであれば、バッテリーの持ち時間を延ばす効果もあります。少しの時間でもパソコンを使わない時は、こまめにスリープ機能を活用して、省エネを心がけましょう。
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拡張バス:コンピューターの機能を拡張する重要な経路

コンピューターは、様々な部品が組み合わさって動作しています。その中でも、中央処理装置(CPU)、メモリ、ハードディスクなどは、特に重要な役割を担っています。CPUは、コンピューターの頭脳として、プログラムの命令を読み取り、計算や処理を行います。メモリは、CPUが処理を行うために必要なデータを一時的に記憶しておく場所です。ハードディスクは、大量のデータを長期的に保存しておく場所です。 これらの重要な部品は、常にデータのやり取りを行っています。例えば、CPUがプログラムを実行する際には、メモリから必要なデータを読み込みます。また、処理が終わったデータは、メモリに書き込まれたり、ハードディスクに保存されたりします。 このように、コンピューター内部では、膨大な量のデータが、様々な部品の間を行き来しています。このデータの流れをスムーズにするために、「バス」と呼ばれる専用の伝送路が設けられています。バスは、コンピューター内部の道路のようなもので、データはこの道路を通って、それぞれの部品に届けられます。バスの性能が良いほど、データの伝送速度が速くなり、コンピューター全体の処理性能も向上します。 つまり、バスは、コンピューターを構成する重要な要素の一つであり、その性能が、コンピューター全体の性能に大きく影響を与えるのです。
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コンピュータの基礎知識:バイトとは?

- 情報量の単位 私達が普段何気なく目にしている文字や写真、耳にしている音楽など、あらゆる情報は、コンピュータの世界では数字の羅列に変換されて処理されています。 コンピュータ内部では、電気信号のオンとオフを使って情報を表現しています。このオンとオフの状態を数字の「0」と「1」に対応させることで、あらゆる情報を0と1の組み合わせで表すことができるのです。 例えば、「A」という文字は「01000001」というように、8個の0と1の組み合わせで表されます。このように、コンピュータが情報を扱う最小単位を「ビット」と呼びます。 しかし、1ビットは0か1のたった2通りの情報しか表せません。そこで、8ビットをまとめて「バイト」という単位がよく使われます。1バイトは2の8乗で256通りの情報を表すことができ、アルファベットや記号などを表現するのに十分な情報量です。 さらに、情報量はキロバイトやメガバイト、ギガバイトといった大きな単位で表されることもあります。データ量の増大に伴い、テラバイトやペタバイトといったさらに大きな単位も使われるようになっています。
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アクティブ – 意味と使い方をわかりやすく解説

「アクティブ」という言葉は、私たちの日常生活でもよく使われますね。例えば、「今日はアクティブに活動しよう!」なんて言うことがあります。これは、体を動かしたり、色々なことに取り組んだりすることを意味します。 では、コンピューターの世界での「アクティブ」はどうでしょうか?実は、コンピューターにとっての「アクティブ」は、「活動中」であることを示すのです。 例えば、皆さんがよく使うプリンターを想像してみてください。プリンターは、書類を印刷している間は「アクティブ」な状態です。反対に、印刷をしていない時は「アクティブ」ではありません。 同じように、文章を作成するソフトを使っている時も、ソフトは「アクティブ」な状態です。文章を入力したり、編集したりしている間は、ソフトは私たちの操作に反応し、動作し続けています。 このように、「アクティブ」は、コンピューターやソフトが何らかの動作をしている状態を指す言葉なのです。
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ビジネスを支え続けるメインフレーム

- メインフレームとはメインフレームとは、企業の心臓部とも言える重要な業務システムや、膨大な量のデータ処理、複雑な計算を驚異的な速さで実行するために作られた、非常に高性能なコンピューターのことです。イメージとしては、巨大なデータセンターに設置された大型コンピューターを想像してみてください。その処理能力の高さから、銀行や証券会社など金融機関の預金や取引を管理する勘定系システム、航空会社の座席予約システム、大規模なオンラインショッピングサイトの注文管理システムなど、私たちの生活に欠かせない社会の基盤を支える重要な役割を担っています。メインフレームは、一度に大量の処理依頼をこなせる能力や、24時間365日休まずに稼働し続ける安定性、そして長年に渡って蓄積された技術やノウハウにより、非常に高い信頼性を誇ります。そのため、一度システムを構築すると、長期間にわたって使い続けることが多く、社会の様々な分野で長年利用され続けています。最近では、従来の大型コンピューターだけでなく、オープン系システムと呼ばれる、より柔軟性の高いシステムと連携させることで、時代の変化に対応した新しい技術も取り入れられています。
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コンピューターの要!ハードウェアを解説

- ハードウェアとは 「ハードウェア」とは、コンピュータを構成する、目に見える部品全体のことを指します。 皆さんが普段使っているパソコンも、分解してみると、たくさんの部品で構成されていることが分かります。 例えば、文字を入力するためのキーボード、画面に情報を表示するディスプレイ、データ処理を行う本体など、これらは全てハードウェアです。 スマートフォンやプリンターなども、同じように多くの部品からできています。 これらの部品は、それぞれ役割が異なり、組み合わさることでコンピュータとして動作します。 ハードウェアは、いわばコンピュータの「体」と言えるでしょう。 ハードウェアは、大きく分けて「入力装置」「出力装置」「記憶装置」「演算装置」「制御装置」の5つに分類されます。 キーボードやマウスのように、人間がコンピュータに指示を与えるための装置を入力装置、ディスプレイやプリンターのように、コンピュータからの情報を人間が認識できる形式に変換する装置を出力装置と呼びます。 また、情報を記憶しておくための装置が記憶装置、計算処理を行う装置が演算装置、そして、全体を制御するのが制御装置です。 これらの装置が連携することで、コンピュータは様々な処理を行うことができるのです。
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汎用コンピューターってどんなもの?

- 汎用コンピューターとは汎用コンピューターとは、特定の目的のために作られたものではなく、様々な種類の処理を行えるコンピューターのことです。私たちが日常的に使用しているパソコンやスマートフォンも、この汎用コンピューターの一種です。では、具体的に汎用コンピューターはどのようなことができるのでしょうか?例えば、文章を書いたり、計算をしたり、ゲームをしたり、インターネットで情報を調べたりと、一台で実に様々な作業をこなすことができます。これは、汎用コンピューターが、様々な命令を実行できる柔軟性を持っているためです。一方、世の中には、特定の処理に特化したコンピューターも存在します。例えば、工場などで製品を作るために使われる制御用コンピューターや、ゲーム機などです。これらのコンピューターは、特定の機能に優れている一方、汎用コンピューターのように様々な処理を行うことはできません。このように、汎用コンピューターは、その名の通り、幅広い用途に対応できる汎用性の高さが最大の特徴と言えるでしょう。この汎用性の高さこそが、現代社会において、汎用コンピューターが欠かせない存在となっている理由の一つと言えるでしょう。