シフトJIS

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開発

知ってた?MS漢字コードの正体

私たちが日常的に使うパソコンや携帯電話。画面には何気なく文字が表示されていますが、その裏では文字を正しく表示するための様々な仕組みが働いています。その仕組みの一つに、「MS漢字コード」と呼ばれるものがあります。 MS漢字コードは、マイクロソフト社が開発した、日本語の文字をコンピューターで扱うための符号化方式です。コンピューターは、文字を直接理解することはできません。そこで、文字一つ一つに数字を割り当て、数字の組み合わせで文字を表現しています。この、文字と数字を対応付ける仕組みを「文字コード」と呼びます。 MS漢字コードは、Windowsをはじめとするマイクロソフト社の製品に広く採用されており、私たちにとって非常に身近な存在となっています。例えば、私たちがパソコンで文書を作成する際、MS漢字コードは文字を正しく表示するために裏側で活躍しています。 普段意識することはほとんどありませんが、MS漢字コードは、私たちがデジタルの世界で日本語を扱う上で、無くてはならない重要な役割を担っているのです。
開発

コンピュータと文字の橋渡し役:文字コード

私たちは日頃から、文字や記号を用いて文章を読み書きし、情報をやり取りしています。しかし、コンピュータは私たち人間のように、文字や記号をそのまま理解することはできません。コンピュータは電気を動力源としており、電気信号のオンとオフで情報を処理しています。このオンとオフの状態をそれぞれ数字の「1」と「0」に対応させることで、コンピュータはあらゆる情報を処理できるようになります。 つまり、コンピュータで文字を扱うためには、文字を「0」と「1」の組み合わせに変換する必要があります。この変換方法を定めたものが、文字コードと呼ばれるものです。文字コードは、それぞれの文字に特定の「0」と「1」の組み合わせを割り当てることで、コンピュータが文字を認識できるようにしています。 例えば、「A」という文字は、ある文字コードでは「01000001」という「0」と「1」の組み合わせで表されます。コンピュータはこの数字列を読み込むことで、「A」という文字を認識し、画面に表示したり、ファイルに保存したりすることができるのです。 このように、私たちが普段何気なく使用している文字も、コンピュータ内部では「0」と「1」の数字列に変換されて処理されています。文字コードは、人間とコンピュータが情報を共有するために欠かせない、重要な役割を担っているのです。