
写真愛好家必見!デジ一の魅力に迫る
「デジ一」という言葉を聞いたことがありますか? 写真好きの中では当たり前の言葉ですが、初めて耳にする人にとっては、何のことか想像もつかないかもしれません。「デジ一」は、「デジタル一眼レフカメラ」を縮めた言葉です。
一眼レフカメラといえば、昔ながらの写真屋さんで見かける、レンズの部分が大きく飛び出したカメラを思い浮かべる方もいるかもしれません。デジタル一眼レフカメラは、その名の通り、従来のフィルムを使うカメラではなく、画像をデジタルデータとして記録するカメラのことを指します。
デジタル一眼レフカメラの特徴は、レンズから入った光を、カメラ内部の鏡を使って反射させ、ファインダーと呼ばれる覗き窓に映し出すことです。ファインダーを覗くと、レンズを通して見た景色がそのまま映し出されるため、被写体を直接確認しながら撮影できます。
この仕組みは、スマートフォンなどに搭載されているデジタルカメラとは大きく異なる点です。スマートフォンのカメラは、レンズから入った光を直接センサーで受けて画像化する仕組みのため、ファインダーを覗いた時と実際に撮影される画像とでは、若干のズレが生じることがあります。
一方、デジタル一眼レフカメラは、ファインダーで見た景色がそのまま写真になるので、撮影時のタイムラグが少なく、動く被写体も捉えやすいという利点があります。スポーツ写真や動物写真など、決定的瞬間を逃したくない撮影シーンで力を発揮するカメラとして、多くの写真愛好家に愛されています。