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ネットワーク

大規模データの守護神!SANとは?

- SANの概要SAN(ストレージエリアネットワーク)は、大量の情報を保管、活用、管理するために作られた、特別な高速ネットワークシステムです。会社や大学、研究所など、日々膨大な量の情報を扱う組織にとって、情報の安全を確実に守りながら、必要な時にすぐに取り出せる環境を作ることは非常に重要です。従来の社内ネットワーク(LAN)とは違い、SANは情報を保管することに特化して設計されています。そのため、専用の高速ネットワークを構築することで、従来のネットワークよりも速く情報にアクセスできるようになり、大量の情報へのアクセス要求にもスムーズに対応できるようになります。SANを導入する主なメリットは以下の通りです。* -高速なデータアクセス- 専用ネットワークにより、大量のデータへのアクセスも高速処理が可能になります。* -高い信頼性- データを複数のストレージに分散して保管することで、一部のストレージに障害が発生した場合でも、データの損失を防ぎ、システム全体の停止時間を最小限に抑えることができます。* -柔軟な拡張性- システムの規模に応じて、ストレージやサーバーを容易に追加することができ、将来的なデータ量の増加にも柔軟に対応できます。* -集中管理- すべてのストレージを一元的に管理できるため、管理コストの削減や運用効率の向上が見込めます。これらのメリットから、SANは、大規模なデータベース、動画編集、科学技術計算など、大量のデータを扱う環境において広く活用されています。
クラウド

オンラインストレージを使いこなそう

- オンラインストレージとはオンラインストレージとは、インターネット上のサーバーに自分のデータファイルを保存し、必要な時に取り出せるサービスのことです。パソコンやスマートフォンに保存するのではなく、インターネット上にデータを預けておくイメージです。従来私たちがファイル保存に利用してきたハードディスクやUSBメモリとは異なり、オンラインストレージには場所の制約がありません。インターネットに接続できる環境であれば、自宅でも外出先でも、世界中のどこからでもデータにアクセスできます。このため、オンラインストレージは従来のデータ保存方法に比べて、多くの利点があります。例えば、場所にとらわれず仕事ができるようになるため、外出が多い方や出張が多い方に適しています。また、複数のデバイスで同じデータを参照できるため、パソコンとスマートフォンなど、複数の機器を使い分けている場合に便利です。さらに、万が一パソコンが故障した場合でも、データはインターネット上に安全に保管されているため、データ消失の心配がありません。このように、オンラインストレージは場所や時間に縛られずにデータの保存や活用ができる便利なサービスです。