パスワード

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セキュリティ

ログオンのススメ:安全なネット利用の第一歩

- ログオンとはコンピューターやオンラインサービスの世界では、利用者が本人であることを確認する仕組みが欠かせません。そのための手続きが「ログオン」です。インターネット上でよく見かける「ログイン」という言葉も、実はこのログオンと同じ意味で使われています。ログオンは、会員制のスポーツクラブを想像すると分かりやすいでしょう。クラブを利用する際、受付で会員証を提示して本人確認を行いますよね。ログオンもこれと同じように、コンピューターやサービスに対して、自分が正規の利用者であることを証明する手続きなのです。具体的には、利用者が入力した「利用者ID」と「パスワード」が、あらかじめシステムに登録されている情報と一致するかを確認します。情報が一致した場合のみ、システムへのアクセスが許可されます。このようにログオンは、許可された利用者だけがサービスを利用できるようにすることで、セキュリティを確保する上で重要な役割を担っています。許可されていない人がシステムにアクセスしたり、情報を盗み見たりすることを防ぐ効果があるのです。
セキュリティ

パスワード:安全なデジタルライフの鍵

- パスワードとはパスワードは、あなたがインターネット上のサービスやコンピューターシステムを利用する際に、本人確認のために用いられる秘密の文字列です。まるで、銀行のキャッシュカードで預金を引き出す際に必要となる暗証番号のように、デジタルの世界におけるあなたの身分証明書としての役割を担います。パスワードは、あなたのアカウントへの不正アクセスを阻止し、個人情報や機密性の高いデータへのアクセスから守るための重要な防御壁となります。もしもパスワードが第三者に知られてしまうと、あなたのアカウントが不正利用され、個人情報が漏洩したり、金銭的な被害に遭う可能性も出てきます。パスワードは、推測されにくい複雑な文字列を設定することが重要です。誕生日や電話番号など、容易に推測できる情報は避け、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた、ある程度の長さを持ったパスワードを設定しましょう。また、同じパスワードを複数のサービスで使い回すことは大変危険です。万が一、一つのサービスからパスワードが漏洩した場合、他のサービスでも不正アクセスされる危険性が高まります。それぞれのサービスに異なるパスワードを設定するように心がけましょう。
ネットワーク

メールアカウントとは:インターネット上の住所

インターネット上で手紙のようにメッセージのやり取りをすることができる電子メール。その電子メールを使うために欠かせないのがメールアカウントです。 メールアカウントは、インターネット上の住所に例えられます。手紙を送る際に相手の住所が必要なように、電子メールを送る際にも相手のメールアドレスが必要です。そして、このメールアドレスを使う権利をメールアカウントと呼びます。 メールアカウントを取得すると、自分専用のメールアドレスを持つことができます。メールアドレスは「○○○@△△△.com」のように、「@」マークの前後の文字列で構成されています。「@」より前の部分は自由に決められることが多いですが、「@」より後ろの部分はメールサービスを提供している会社によって異なります。 例えば、「example@example.com」というメールアドレスの場合、「example」の部分が自由に決められる部分で、「@example.com」の部分がメールサービスを提供している会社を示しています。 メールアカウントを取得すれば、誰でも無料で電子メールを送受信できるようになります。今では、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからも手軽にメールを送受信できるため、非常に便利なコミュニケーションツールとして、世界中で広く利用されています。
セキュリティ

アカウント:ITサービス利用の鍵

- アカウントとはインターネットやコンピューターの世界で、様々なサービスを利用するには、「アカウント」と呼ばれるものが必要です。アカウントは、簡単に言うと、サービスを使うための許可証のようなものです。例えば、インターネット上で買い物をしようとするとき、ほとんどの場合、会員登録を求められます。この会員登録が、まさにアカウントを作成する作業にあたります。お店側は、アカウントを作ることを通して、誰がサービスを利用しているのかを把握します。そして、購入履歴を管理したり、個別に合わせたおすすめ商品を表示したりすることができるようになります。アカウントは、サービスによって、メールアドレスやパスワード、氏名、生年月日など、求められる情報が異なります。これは、サービスを提供する側が必要とする情報やセキュリティレベルの違いによるものです。アカウントを作成すると、そのサービスにおいて自分の情報を管理したり、設定を変更したりすることができるようになります。例えば、オンラインゲームであれば、ゲーム内のキャラクターを作成したり、ゲームの難易度を変更したりすることができます。また、SNSであれば、自分のプロフィールを設定したり、友人を追加したりすることができます。このように、アカウントは、デジタルの世界におけるあなたの「身分証明書」としての役割を果たすとともに、サービスをより便利に、快適に利用するためになくてはならないものです。
セキュリティ

スクリーンセーバー:役割の変化と意外な歴史

コンピューターの画面に表示される動く模様、スクリーンセーバー。多くの人は、コンピューターを使っていない時に現れる、視覚的に楽しいものという印象を持っているでしょう。しかし、その誕生の背景には、画面保護という重要な役割がありました。 かつてコンピューターのディスプレイは、ブラウン管を使ったものが主流でした。このブラウン管ディスプレイは、長時間同じ画面を表示し続けると、その部分だけ画面が変色してしまう、「焼き付き」という現象が起こる可能性がありました。そこで、この焼き付きを防ぐために登場したのがスクリーンセーバーです。 スクリーンセーバーは、一定時間コンピューターが操作されないと自動的に起動し、画面上に様々な模様やアニメーションを表示します。そして、画面の表示内容を定期的に変化させることで、ブラウン管への負担を軽減し、焼き付きを防いでいたのです。 近年では、液晶ディスプレイの普及に伴い、焼き付きの心配は少なくなりました。しかし、スクリーンセーバーは、プライバシー保護や、待ち受け画面としての役割など、形を変えながら現在も使われ続けています。