プリインストール

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デバイス

プリインストール:快適なパソコンライフのスタートダッシュ

新しいパソコンを買うとき、家電量販店やインターネットのお店には、たくさんの種類のパソコンがあって迷ってしまいますよね。そんな時、「プリインストール」という言葉が目に止まるかもしれません。これは、お店に並ぶ前に、パソコンを使うために必要な基本ソフトやアプリケーションソフトが既にセットアップされている状態のことを指します。 プリインストールのメリットは、パソコンを買ってすぐに使い始められるという点です。インターネットやメール、文書作成など、基本的な作業に必要なソフトが既にインストールされているため、初心者の方でも安心です。また、メーカーが動作確認済みのソフトがインストールされているため、互換性の問題でソフトが正常に動作しないといったトラブルも避けられます。 一方、プリインストールにはデメリットもあります。それは、自分が使わないソフトまでインストールされている場合があるということです。例えば、写真編集に興味がないのに、高機能な写真編集ソフトがインストールされていることもあります。このようなソフトは容量を大きく消費するため、パソコンの動作が遅くなる原因になることもあります。 パソコンを選ぶ際には、プリインストールの内容をよく確認し、本当に必要なソフトが入っているか、不要なソフトが入っていないかを確認することが大切です。最近は、プリインストールを最小限に抑え、必要なソフトは自分でインストールする人が増えています。これは、パソコンの動作を軽く保ち、自分の好きなソフトだけを使うためです。
ビジネス

パソコン購入時のOS選択:OEM版とは?

- OEM版とはパソコンを新たに購入する際、OSが既に導入されていて、電源を入れたらすぐに使えるようになっていることがありますね。このようなパソコンに搭載されているWindows OSは、OEM版と呼ばれることが多いです。OEM版とは、「Original Equipment Manufacturing」の略語で、日本語では相手先ブランド名製品を意味します。具体的には、パソコンメーカーがMicrosoftからWindows OSのライセンスを受けて、パソコンにあらかじめインストールして販売しているものを指します。OEM版のWindowsは、パソコンとセットで販売されることが前提となっているため、一般的にパッケージ版よりも価格が安く設定されています。そのため、パソコンメーカーは、より安価にパソコンを販売することが可能となります。しかし、OEM版には、いくつかの制限事項があります。例えば、OEM版のWindowsは、購入したパソコンでのみ使用することができ、他のパソコンにインストールすることはできません。また、原則としてユーザー自身でOSのインストールや再インストールを行うことができず、パソコンメーカーのサポートに頼る必要があります。OEM版は、パソコンを初めて購入する方や、パソコンに詳しくない方にとっては、OSのインストールの手間が省け、価格も安いというメリットがあります。しかし、OSを自由にカスタマイズしたい方や、複数のPCで同じOSを使用したい方にとっては、制限が多いと感じるかもしれません。パソコン購入の際は、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自身にとって最適なものを選ぶようにしましょう。