
画像の基礎知識:ビットマップ画像とは?
私たちが普段見ている写真やイラストなどの画像は、コンピューターの世界では、小さな点の集まりとして表現されています。この小さな点をピクセルと呼びます。一つ一つのピクセルは、色の情報を持ち、その情報が画面に表示されることで、私たちが目にする画像が形作られます。
ピクセルを使って画像を表現する方法はいくつかありますが、その中でも代表的なものがビットマップ画像です。ビットマップ画像は、ピクセルを碁盤の目のように規則正しく並べて画像を表現する方法です。それぞれのピクセルには色の情報が記録されており、その情報に従って画面に色が表示されます。
ビットマップ画像は、写真の風景や人物のように、色の変化が複雑な画像を表現するのに適しています。一方で、画像を拡大すると、ピクセルの一つ一つが目立つようになり、画像が粗く見えてしまうという特徴もあります。そのため、拡大縮小しても画質を保ちたい場合には、別の画像表現方法が用いられます。