
ローカルアドレスとは?~基礎から分かりやすく解説~
- ローカルアドレスとは
ローカルアドレスとは、限られた範囲のネットワーク内で、それぞれの機器を識別するための住所のようなものです。例えば、自宅や会社にあるパソコンやスマートフォン、プリンターなどに割り振られています。
インターネット上の広大な世界では、世界中のあらゆる機器がそれぞれ異なるグローバルアドレスという住所を持っています。これは、手紙の宛先が世界中で重複しないように管理されているのと同じです。
一方、ローカルアドレスは、自宅や会社など、閉じたネットワーク内だけで通用する住所です。そのため、インターネットに接続する際には、ローカルアドレスをグローバルアドレスに変換する必要があります。この役割を担うのが、ルーターと呼ばれる機器です。
ローカルアドレスは、「プライベートアドレス」とも呼ばれます。これは、インターネット上から直接アクセスできない、プライベートなネットワーク内で使用されるためです。このように、ローカルアドレスは、限られた範囲内でのみ使用される、いわば家の住所のようなものと言えるでしょう。