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開発

コンピュータへのデータ読み込み

計算機を使う時、様々な情報を計算機の中に取り込む必要があります。この取り込み作業を読み込みと言います。読み込みとは、計算機が様々な仕事を始めるための最初の大切な一歩です。ちょうど人が本を読む時に、読みたいページを開くのと同じように、計算機も必要な情報を探し出し、使える状態にする必要があるのです。 計算機は情報を記憶装置という場所に保管しています。この記憶装置には、たくさんの情報が整理されて入っています。読み込みとは、この記憶装置から必要な情報を探し出し、計算機がすぐに使える場所に配置する作業のことです。例えるなら、大きな図書館の中から必要な本を探し出し、机の上に準備するようなものです。 読み込む対象となる情報は様々です。文字や絵、動画といった目に見える情報はもちろんのこと、計算機を動かすための指示書のようなものも読み込みます。この指示書に当たるのが、様々な機能を持つ道具であるソフトウェアや応用道具です。これらの情報をきちんと読み込むことで、計算機は様々な機能を果たせるようになります。 例えば、文字を書くための道具を起動するには、まずその道具の指示書を読み込む必要があります。また、絵を表示するには、絵のデータを読み込む必要があります。他にも、動画を再生するには動画のデータ、音楽を聴くには音楽のデータを読み込む必要があります。このように読み込みは、計算機が様々な仕事をするための土台となる、欠かせない操作なのです。まるで料理人が材料を揃えるように、計算機も読み込みによって必要な情報を準備し、様々な作業に取り掛かります。
ハードウエア

ロード: コンピュータの動作を支える縁の下の力持ち

私たちがコンピュータを使って様々な作業を行うとき、例えば文章を書いたり、インターネットで情報を調べたり、ゲームを楽しんだりする時、実はその裏ではたくさんのデータが使われています。これらのデータは、コンピュータがすぐに使えるように、あらかじめメインメモリーと呼ばれる場所に置かれているわけではありません。 データは、ハードディスクやSSDといった補助記憶装置に保管されています。ハードディスクやSSDは、本棚に例えることができます。たくさんの本を収納できるように、大量のデータを保管しておくことができます。 コンピュータが作業をする際に必要なデータは、この本棚から取り出して、机の上にあたるメインメモリーに持ってこなければなりません。この、補助記憶装置からメインメモリーにデータを持ってくる作業を「ロード」と呼びます。メインメモリーは、机の上のように作業スペースが限られているため、必要な時に必要なデータだけをロードすることで、効率的に作業を進めることができます。