事務処理

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ビジネス

エクセルを使いこなそう

- エクセルとはエクセルは、マイクロソフト社が開発した、情報を整理して計算や分析などを行える便利な表計算ソフトです。表計算ソフトとは、縦横に線で区切られたセルと呼ばれるマス目に、数値や文字を入力して様々な処理を行うことができるソフトです。 例えば、家計簿のように収入や支出を記録したり、商品の売上データを集計したりするのに役立ちます。エクセルは、直感的に操作できる使いやすさと、グラフ作成やデータベース機能といった高度な機能を兼ね備えている点が大きな特徴です。そのため、企業の経理処理や営業データ分析といったビジネスシーンだけでなく、学校の成績管理や家庭での家計簿作成など、幅広い場面で活用されています。エクセルを使いこなせるようになると、膨大なデータの中から必要な情報を見つけ出したり、複雑な計算を自動化したりすることが容易になります。そのため、仕事の効率化や問題解決能力の向上にも繋がると言えるでしょう。
開発

COBOL: ビジネス界の古豪プログラミング言語

- COBOLの起源1959年、事務処理を効率化する画期的なプログラミング言語、COBOLが誕生しました。 当時のコンピューターは非常に高価で、扱えるのは専門家のみという状況でした。 そこで、事務処理の現場でも使えるように、英語に近い分かりやすい文法で設計されたのがCOBOLです。それまでのプログラミング言語は、コンピューターの専門家以外には理解が難しいものでした。しかし、COBOLは事務処理の担当者でも理解しやすいように、英語の文語に近い記述でプログラムを組めるように設計されました。例えば、「MOVE A TO B」という命令は、「AをBに移動する」という意味であり、英語の文章のように読むことができます。この分かりやすさのおかげで、COBOLは事務処理の現場で広く普及しました。給与計算、在庫管理、会計処理など、様々な業務システムがCOBOLで開発され、企業の業務効率化に大きく貢献しました。COBOLは、コンピューターを専門家だけのものから、より多くの人が使えるようにした先駆的なプログラミング言語と言えるでしょう。