
全角文字と半角文字の違いとは?
コンピューターの世界では、文字を一文字ずつ小さなマス目に格納して表示しています。このマス目は正方形ではなく、長方形であることが多いのですが、全角文字はこの長方形のマス目をぴったりと使い切る大きさで表示される文字のことを指します。分かりやすく言うと、縦と横の比率が同じ、正方形の中に収まる文字と言えるでしょう。
私たちが普段、日本語の文章を書く際に使う文字の多くは、この全角文字に該当します。例えば、「漢字」や「ひらがな」、「カタカナ」などが代表的な例です。また、「!」や「?」といった記号の中にも、全角文字に分類されるものがあります。
一方で、アルファベットや数字などは、半角文字と呼ばれ、全角文字の半分のスペースで表示されます。そのため、同じ文章量でも、全角文字だけで書かれた文章と、半角文字が混ざった文章では、見た目の印象が変わってきます。