公開鍵

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情報セキュリティーの要!公開鍵暗号方式とは?

情報を守るための技術である暗号化。その革新的な方法として知られるのが、公開鍵暗号方式です。この方式は、まるで大切な宝箱を守るように、鍵と鍵穴を使い分けることで安全性を高めています。 公開鍵暗号方式の特徴は、二つの異なる鍵を使うことにあります。一つは「公開鍵」と呼ばれる鍵で、これは誰でも自由に使うことができます。例えば、ウェブサイト上で公開したり、相手に渡したりすることができます。この公開鍵は、宝箱に例えると、誰でも荷物を入れることのできる、開いた状態の鍵穴に当たります。 もう一つは「秘密鍵」と呼ばれる鍵で、これは宝箱の持ち主だけが持っている鍵に当たります。この鍵は、自分以外の人に見られたり、使われたりしないよう、厳重に管理しなければなりません。秘密鍵は、公開鍵で閉じられた宝箱を開ける、唯一の鍵なのです。 このように、公開鍵暗号方式は、二つの鍵を巧みに使い分けることで、情報の安全性を確保しています。
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知っておきたいセキュリティ用語:非対称鍵暗号

- 非対称鍵暗号とは 非対称鍵暗号は、現代のインターネットセキュリティにおいて欠かせない技術です。 従来の暗号方式では、一つの鍵で暗号化と復号化の両方を行っていましたが、非対称鍵暗号は異なる役割を持つ二つの鍵を使用する点が画期的です。 一つは「公開鍵」と呼ばれ、誰でもアクセスできるように広く公開されます。 例えば、ウェブサイトの運営者が公開鍵を公開することで、利用者はその鍵を使って安全に情報を送信できるようになります。 もう一方は「秘密鍵」と呼ばれ、厳重に管理され、決して公開されることはありません。 この秘密鍵は、公開鍵で暗号化された情報を復号化できる唯一の鍵です。 このように、公開鍵と秘密鍵をペアで利用することで、安全な通信やデータの保護を実現しています。 例えば、オンラインショッピングの決済情報や、個人情報を含むメールの送受信などに広く応用されています。 非対称鍵暗号は、現代社会において、情報セキュリティを支える重要な基盤技術となっています。