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開発

TSRプログラム:裏側で活躍する縁の下の力持ち

- TSRプログラムとはTSRプログラムとは、「Terminate and Stay Resident」の略称で、日本語では「常駐プログラム」と訳されます。これは、コンピュータのメモリ上に常に存在し、必要に応じて様々な機能を提供するプログラムのことです。普段私たちが何気なく使用しているパソコンでも、裏側では様々なTSRプログラムが活躍しています。例えば、キーボードから入力した文字を画面に表示したり、マウスの動きを感知してポインターを動かしたりするといった、基本的な動作を支えているのもTSRプログラムです。TSRプログラムの特徴は、一度起動するとプログラム自体が終了した後も、メモリ上に一部のプログラムが残ることです。そして、特定の条件が満たされると、再び動作を開始して必要な処理を行います。例えば、キーボードの特定のキーが押された時や、マウスが特定の位置に移動した時などです。このように、TSRプログラムは裏側で働き続けることで、私たちがパソコンを快適に利用できる環境を提供してくれています。しかし、常駐プログラムはメモリ上に残り続けるため、あまりにも多くのTSRプログラムが起動していると、メモリ不足に陥りパソコンの動作が遅くなる可能性もあります。そのため、不要なTSRプログラムは終了させておくことが、パソコンのパフォーマンス維持に繋がります。