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自由に文字をデザイン!ユーザー定義文字の世界

- ユーザー定義文字とはパソコンで文字を打つとき、普段私たちが何気なく使っている文字は、あらかじめシステムに組み込まれている文字です。しかし、時には、普段使い慣れていない記号や、特殊なデザインの文字、複雑な漢字などを使いたい場面もあるかもしれません。そんな時に役立つのが「ユーザー定義文字」です。ユーザー定義文字とは、その名の通り、ユーザー自身で自由にデザインを作成し、パソコンに文字として登録することで、実際に利用できるようになる機能のことです。例えば、会社のロゴマークや、自分の名前の印鑑のデザイン、よく使う複雑な漢字などを、文字として登録しておくことができます。ユーザー定義文字を作成するメリットは、文書作成ソフトなどで、登録したデザインを他の文字と同じように扱えるという点にあります。いちいち画像を貼り付ける手間が省け、まるで最初からパソコンに組み込まれている文字のように使うことができます。また、フォントの種類に左右されずに、常に同じデザインの文字を表現できるという点も魅力です。ユーザー定義文字は、デザインソフトなどを使いこなせる人にとっては、オリジナリティあふれる文書作成を実現するための強力なツールとなります。ぜひ、この機会にユーザー定義文字について理解を深め、活用してみて下さい。
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知られざる文字の世界:外字の謎

私たちが日々当たり前のように使っているコンピューター。画面には、ひらがな、カタカナ、漢字はもちろん、アルファベットや数字など、実に様々な文字が表示され、私たちはそのおかげで多くの情報を得ています。では、コンピューターには世界中のありとあらゆる文字が登録されているのでしょうか? 実はそうではありません。コンピューターに登録されていない文字も存在するのです。その代表的な例が「外字」です。 外字とは、一般的に普及している日本語の文字コード(JISコードやUnicodeなど)に含まれていない文字のことです。例えば、普段私たちが目にする新聞や雑誌、書籍などを作成する際に、特定の会社名や商品名、人名などを表記するために必要な場合に用いられます。外字は、既存の文字を組み合わせたり、一部分を変更したりすることで作られます。 外字は、作成したコンピューター上では問題なく表示されますが、その文字データを受け取った側のコンピューターに同じ外字が登録されていない場合、正しく表示されません。その代わりに、空欄になったり、別の文字に置き換わったりしてしまいます。これは、外字がそのコンピューターの中だけで通用する特殊な文字だからです。このように、外字は便利である反面、異なる環境間でのデータのやり取りにおいては、注意が必要となります。