
格安SIMの仕掛け人! MVNO事業者を解説
- 仮想移動体通信事業者とは仮想移動体通信事業者、略してMVNOは、自社で基地局などの通信設備を持たずに、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手通信会社(MNO)から通信回線を借りて、独自の料金プランで通信サービスを提供している事業者のことです。例えるなら、MNOは大規模な土地を所有する地主のような存在です。広大な土地を持っているものの、すべてを自分で活用するのは大変です。そこで、MNOは土地の一部を貸し出すことを考えます。 一方、MVNOはアパートを建てたいと考えている事業者です。しかし、土地を所有するには費用がかかりすぎるため、MNOから土地を借りることを選択します。そして、借りた土地に独自のアイデアでアパートを建設し、入居者に部屋を提供します。 MVNOもこれと同じように、MNOから借りた通信回線を使って、独自の料金プランやサービスを組み合わせた携帯電話サービスを提供しています。 利用者にとっては、大手通信会社よりも低価格で利用できるケースが多く、自分の利用状況に合ったプランを選べるというメリットがあります。