画面比率

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画面比率:知っておきたい基礎知識

- アスペクト比とは画面や画像を見るとき、私たちはそれが「縦に長い」のか「横に長い」のかを自然と認識しています。この形を決めているのが「アスペクト比」です。簡単に言うと、画面や画像の横幅と縦幅の比率のことです。例えば、昔ながらのブラウン管テレビは画面の縦横の比率がほぼ同じで、正方形に近い形をしていました。これを「43」というアスペクト比で表します。一方、最近の薄型テレビは、画面が横に長く、映画館のスクリーンに近い形をしています。これは「169」というアスペクト比で、ハイビジョン放送に広く採用されています。アスペクト比が異なる画面で同じ映像を表示すると、見え方が変わることがあります。例えば、「43」の画面で撮影した映像を「169」の画面で再生すると、画面の上下に黒い帯が表示されることがあります。これは、映像の比率に合わせて画面全体に表示しようとすると、映像が横に伸びてしまうためです。逆に、「169」の映像を「43」の画面で再生すると、左右が切れて表示されることがあります。このように、アスペクト比は、映像を見る上で重要な要素の一つです。アスペクト比を理解することで、映像をより適切な形で楽しむことができます。