
スキャナのお供!FAUってなに?
皆さんは、紙の書類を電子データに変換する「スキャナ」を使ったことがありますか?最近は、家庭でも手軽に使える機種が増えてきましたね。ところで、スキャナの中に「透過原稿ユニット」と呼ばれる部品があることをご存知でしょうか?
この「透過原稿ユニット」は、略して「FAU」とも呼ばれ、スキャナの一部として重要な役割を担っています。スキャナは、光を当てて反射した光を読み取ることで紙の情報をデータ化します。しかし、分厚い本などは、そのまま読み取ろうとしてもページの裏側や次のページが透けてしまい、綺麗にデータ化できません。
そこで活躍するのがFAUです。FAUは、スキャナの本体部分とは別に、原稿を読み取るための専用部分です。このFAUの上に原稿を置くことで、本体から離して読み取ることが可能になります。これにより、分厚い本でもページが透けることなく、1ページずつ綺麗にデータ化できます。
FAUを搭載したスキャナは、通常のフラットベッドスキャナと比べて価格が高くなる傾向があります。しかし、写真やイラストなどの色合いや質感を忠実に再現できるというメリットもあります。そのため、高画質でスキャンしたい場合は、FAU搭載のスキャナを選ぶことをおすすめします。
最近では、FAUを搭載したスキャナも、比較的手頃な価格で購入できるようになってきました。ぜひ一度、FAU搭載のスキャナを検討してみてはいかがでしょうか?