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ハードウエア

コンピューターの読み書き:データ活用を支える基本動作

計算機は、情報を扱うために読み書きという基本的な動作を行います。これは、人が文字を読み書きするのと似ています。計算機はデータを読み込み、処理した結果を書き出します。この一連の動作は、計算機を使う上で欠かせません。 たとえば、画面に映し出された文字を読むのも、読み込みにあたります。画面に表示されている文字は、計算機の中の記憶装置から読み込まれたデータです。文章を作る際も、キーボードで入力した文字は計算機に読み込まれ、画面に表示されます。また、保存ボタンを押すと、作成した文章は記憶装置に書き込まれます。このように、読み書きは私たちが計算機を使う様々な場面で活躍しています。 ゲームも読み書きの連続です。ゲームのプログラムやデータは、まず記憶装置から読み込まれます。そして、コントローラーの操作を読み込み、画面に表示する画像を計算し、書き出します。ゲームの進行状況も記憶装置に書き込まれ、次回プレイ時に続きから遊べるようになっています。 読み込みとは、記憶装置から必要なデータを取り出す操作です。記憶装置には、大きく分けて固定式のものと取り外し式のものがあります。固定式の記憶装置は、計算機本体に内蔵されているもので、大容量のデータを保存できます。取り外し式の記憶装置は、持ち運びに便利なもので、比較的小容量のデータを保存します。どちらの記憶装置も、読み書きの速度が計算機の動作速度に大きく影響します。 書き出しとは、処理したデータを記憶装置に保存する操作です。計算機は、非常に速い速度で読み書きを行います。そのため、私たちが操作をしてから結果が画面に表示されるまで、ほとんど待ち時間を感じません。この高速な読み書きのおかげで、私たちは快適に計算機を使うことができます。