
パソコンで音楽制作!DTMの世界へようこそ
- DTMとはDTMとは、「デスクトップミュージック」の略称で、パソコンを用いて音楽を制作することです。従来の音楽制作は、楽器の演奏やスタジオでの録音が必要でしたが、DTMではパソコンと専用のソフトがあれば、場所を選ばず、誰でも手軽に音楽制作にチャレンジできます。DTMの最大の特徴は、作曲、演奏、録音、編集、ミキシングといった音楽制作の一連の流れを、すべてパソコン上で完結できる点です。そのため、従来のように、専門のスタジオに出向いたり、大がかりな機材を揃えたりする必要がありません。DTMで使用する専用のソフトには、楽器の音色をシミュレートした「ソフトウェア音源」や、演奏データを記録する「シーケンサー」、録音した音を調整する「ミキサー」といった機能が備わっています。これらの機能を駆使することで、まるでプロのスタジオで制作したかのような、本格的な楽曲を制作することも可能です。近年では、高性能なパソコンやソフトが比較的安価に入手できるようになったこと、初心者向けの解説書や動画教材が充実してきたことから、DTMを始める人が増加しています。また、インターネット上には、自身が制作した楽曲を発表したり、他のクリエイターと交流したりできる場も数多く存在し、DTMは新たな音楽文化として発展を続けています。