FDD

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ドライブ:記憶装置へのアクセス

計算機で書類や絵、写真などを保管したり、呼び出したりする際に、必ず必要となるのが記憶装置です。この記憶装置は、まるで情報の倉庫のような役割を果たします。そして、この倉庫に出し入れするための扉の役割を担うのが「駆動装置」です。駆動装置は、情報を記録する様々な道具と計算機をつなぐ橋渡し役として働きます。いわば、情報の入り口と言えるでしょう。 駆動装置には様々な種類があり、それぞれ対応する道具が違います。対応する道具によって、それぞれ違った特徴を持っています。例えば、硬盤駆動装置は、計算機本体に内蔵されていることが多く、たくさんの情報を保管するのに向いています。まるで、計算機の中にある大きな書庫のようです。 一方、光学駆動装置は、光る円盤を読み書きするために使われます。この光る円盤には、音楽や映像などを記録することができます。まるで、計算機で映画を楽しむための映写機のようです。 また、持ち運びできる小さな記憶装置に対応する駆動装置もあります。これは、計算機の外に持ち運べる小さな書庫のようなものです。 このように、用途に合わせて適切な駆動装置を選ぶことが大切です。最近では、網の目状の場所に情報を保管する方法も普及してきましたが、自分の計算機の中に情報を保管する場合には、駆動装置は今でもなくてはならない存在です。 様々な情報を記録する道具を使う際に、駆動装置の役割を理解することは、計算機をより深く理解することに繋がります。まるで、倉庫の管理方法を学ぶことで、倉庫の中身をより深く理解できるようになるのと同じです。
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時代を築いた記録媒体:フロッピーディスクドライブ

- フロッピーディスクドライブとはフロッピーディスクドライブ(FDD)は、1970年代から2000年代にかけて、パソコンのデータ保存に欠かせない装置でした。まるで薄い冊子のような、フロッピーディスクと呼ばれる記録媒体に情報を記録したり、読み出したりするために使われていました。 フロッピーディスクは、カセットテープに比べて小型で扱いやすく、パソコンに直接データを読み書きできる点が画期的でした。そのため、文章作成ソフトで作った文章や、ゲームのデータなどを保存するのに広く利用されました。また、フロッピーディスクは持ち運びにも便利だったため、データの受け渡しや、ソフトウェアの配布にも活用されました。2000年代に入ると、CDやUSBメモリなど、より大容量で高速な記録媒体が登場し普及しました。それに伴い、フロッピーディスクドライブも徐々に姿を消していきました。しかし、フロッピーディスクは、パソコンの黎明期を支えた記録媒体として、現代でもその名を知られています。