
マイクロソフトの開発言語:Visual Basic入門
マイクロソフト社が開発した「Visual Basic」という名の開発言語は、プログラミングを始めたばかりの人から、長年経験を積んだ人まで、幅広い層で使われている人気の高い言語です。この言語の最も際立った特徴は、目に見える操作で様々な応用を開発できるという点にあります。
例えば、ボタンや文字入力欄といった部品を画面上に自由に配置し、それらがどのように動くかを短い命令文で書き記すことで、直感的にプログラムを作ることができます。まるで絵を描くように、部品を配置して、それぞれの役割を定めていくことで、プログラムが完成します。このように、視覚的に分かりやすい操作方法のおかげで、開発にかかる時間と手間を大幅に減らすことができ、迅速な応用開発を実現できます。
また、Visual Basicは「ウィンドウズ」という環境と非常に相性が良く、ウィンドウズ上で動く応用を作るための最適な道具として広く知られています。加えて、豊富な機能を持つ部品集や便利な道具も提供されており、開発の効率をさらに高めることができます。必要な部品を組み合わせたり、便利な道具を使って作業を自動化したりすることで、よりスムーズに開発を進めることができます。
さらに、Visual Basicは「もの指向プログラミング」と呼ばれる、部品のようにプログラムを組み立てていく手法にも対応しています。この手法を使うと、一度作ったプログラムの部品を他のプログラムでも再利用できるため、開発の手間を省き、効率的に作業を進めることができます。まるで積み木のように、部品を組み合わせて、様々なプログラムを簡単に作ることができます。