IPv4

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インターネットの住所? IPv4とは

皆さんが普段手紙を送る際に、宛先となる住所を封筒に記入しますよね。インターネットの世界でも同様に、情報をやり取りする際に相手の住所が必要です。このインターネット上の住所の役割を果たすのがIPアドレスと呼ばれるものです。 インターネットに接続する際には、皆さんが使っているパソコンやスマートフォンなどの機器一つひとつに、このIPアドレスが割り振られます。インターネット上には膨大な数の機器が存在していますが、IPアドレスのおかげでそれぞれの機器を特定し、情報を正しく送受信することが可能になります。 例えば、皆さんがウェブサイトを閲覧する際、皆さんの使っている機器はウェブサイトが置かれているサーバーに対してデータの送信を要求します。この時、サーバーは要求を送ってきた機器のIPアドレスを元に、どの機器に情報を返せば良いのかを判断し、ウェブサイトのデータを送り返します。このようにして、私たちはインターネット上で様々な情報にアクセスすることができるのです。 IPアドレスはインターネットを利用する上で欠かせない存在であり、いわばインターネットの住所録の様な役割を担っています。
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進化したインターネットの住所:IPv6とは?

私たちが普段何気なく利用しているインターネット。パソコンやスマートフォンをインターネットにつなぐためには、住所のような役割を果たすIPアドレスが必要不可欠です。しかし、現在世界中で広く使われているIPv4というアドレスの形式には、ある問題が潜んでいます。それは、インターネットに接続する機器の増加によって、IPアドレスが将来的に枯渇するかもしれないという問題です。 インターネットの普及とともに、私たちの身の回りには、スマートフォンやパソコン以外にも、インターネットに接続する機器が増えてきました。家電製品や自動車など、これまでインターネットとは無縁だったものまでがネットワークにつながる時代になりつつあります。あらゆるモノがインターネットにつながるIoT時代を迎え、今後さらに多くの機器がネットワークに接続することは避けられないでしょう。 もしも、このままIPアドレスが枯渇してしまったらどうなるのでしょうか?新しい機器をインターネットに接続することができなくなり、社会全体に大きな影響が及ぶ可能性も考えられます。この問題を解決するために、IPv6と呼ばれる、より多くのアドレスを表現できる新しいアドレス形式への移行が進められています。IPv6への移行は、インターネットの未来を左右する重要な課題と言えるでしょう。
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IPアドレスとは:インターネット上の住所

私たちが暮らす現実世界には、一つ一つの家に住所が存在し、その住所によって特定の家を区別することができます。同じように、インターネット上の世界でも、それぞれの機器を識別するために「IPアドレス」と呼ばれる番号が割り当てられています。このIPアドレスは、インターネットに接続されたコンピューターやスマートフォンなど、あらゆる機器に割り振られており、いわばインターネット上の住所と言えるでしょう。 インターネット上では、このIPアドレスを用いることで、世界中の機器が互いにデータのやり取りを行っています。例えば、ウェブサイトを閲覧する際には、私たちが使用している機器のIPアドレスと、ウェブサイトを提供するサーバーのIPアドレスとの間でデータの送受信が行われます。また、メールの送受信や、オンラインゲームなども、このIPアドレスによって成り立っているのです。 このように、IPアドレスはインターネットにおいて必要不可欠なものであり、世界中の機器が円滑に通信を行うための基盤となっています。インターネット上の住所とも呼ばれるIPアドレスは、私たちが意識することなく、その役割を果たしていると言えるでしょう。