「ノ」

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ネットワーク

インターネット通信の「上り」とは?

皆さんが日々利用しているインターネット回線では、常に情報のやり取りが行われています。情報を自分の機器に取り込む「下り」だけでなく、自分の機器から情報を外部に送る「上り」も大切な役割を果たしています。この「上り」の速度は、様々な場面で影響を及ぼします。 例えば、皆さんが書いた電子メールを送信する場面を考えてみましょう。この時、メールの内容は皆さんの機器からインターネットを通じて相手の機器へと送られます。この際に「上り」の速度が速ければ、大きな添付ファイルであっても素早く送信することができます。反対に速度が遅ければ、送信に時間がかかったり、エラーが発生する可能性もあります。 また、写真や動画をインターネット上に保存するクラウドサービスを利用する際にも、「上り」の速度は重要です。高画質の動画や大量の写真を保存する場合、「上り」の速度が速ければスムーズに保存作業が完了します。しかし、速度が遅いと保存に時間がかかったり、作業が中断される可能性も出てきます。 さらに、近年利用者が増えている動画の生配信サービスを考えてみてください。自分の映像や音声をリアルタイムで配信するためには、常に自分の機器からインターネット上に情報を送り続ける必要があります。「上り」の速度が速ければ、高画質で滑らかな映像を配信することができます。しかし、速度が遅いと映像が途切れたり、画質が低下するなど、視聴者に不快感を与えてしまうかもしれません。 このように、インターネットを快適に利用するためには、「下り」の速度だけでなく、「上り」の速度にも注意を払う必要があります。自分の利用状況に合わせて適切な回線速度を選ぶことが大切です。
ネットワーク

ノッティーヴィー:携帯端末向け放送サービス

ノッティーヴィーは、携帯電話会社であるエヌ・ティ・ティ・ドコモの関連会社、株式会社エム・エム・ビー・アイが、二〇一二年四月に開設した放送局です。皆さんが普段使っている携帯電話より画面が大きく、持ち運びできる情報端末、いわゆるスマートフォンやタブレット端末専用の、お金を払って視聴する放送局です。これまでの携帯電話向けの放送とは違い、画質も音質も良い動画や音声の番組を、手軽に楽しめるのが特徴です。これは、日本で初めて本格的に始まったモバキャスと呼ばれる携帯端末向けの放送サービスとして、多くの人の注目を集めました。 モバキャスは、いつでもどこでも高品質な映像を楽しめるので、新しい携帯端末での娯楽の形として期待されました。通勤や通学の電車の中、休憩時間など、ちょっとした空き時間を利用して、好きな番組を見ることが出来ます。動画だけでなく、音声だけの番組も配信されているので、ラジオのように楽しむことも可能です。高画質・高音質であることから、まるで映画館にいるかのような迫力のある映像や、コンサート会場にいるかのような臨場感あふれる音楽体験も提供されました。 従来の携帯電話向け放送は、電波の届く範囲が狭く、場所によっては視聴できないこともありました。しかし、ノッティーヴィーはより広い範囲で安定した受信が可能で、快適に番組を視聴できるようになりました。また、データ通信量を気にすることなく、好きなだけ動画や音声を楽しむことができるのも大きなメリットでした。いつでもどこでも高品質な映像や音声を楽しめることで、人々の生活をより豊かに、より便利にする新しいサービスとして注目を集めました。しかし、スマートフォン向け動画配信サービスの普及や、利用者の伸び悩みなどから、二〇一六年六月に放送を終了しました。短い期間ではありましたが、携帯端末における高画質放送の先駆けとして、その後の技術発展に大きく貢献しました。
デバイス

ノートブックPC:場所を選ばず使える万能選手

- ノートブックPCとはノートブックPCとは、持ち運びを前提として設計された小型で軽量なパソコンのことです。その薄さとコンパクトな形状から、「ノートパソコン」と呼ばれることもあります。従来のパソコンは、机の上に置いて使用する据え置き型が主流でした。しかし、ノートブックPCの登場により、場所を選ばずに作業できるという新たなスタイルが生まれました。 新幹線や飛行機での移動中、カフェや図書館など、場所を選ばずに作業できることが、ノートブックPCの最大の魅力と言えるでしょう。ノートブックPCには、キーボード、マウス、ディスプレイが一体化されています。そのため、本体と電源さえあれば、どこでもすぐに作業に取り掛かることができます。 また、バッテリーを内蔵しているため、電源がない場所でも一定時間使用可能です。近年では、処理能力や機能面も大きく進化しており、動画編集やゲームなど、負荷の高い作業にも対応できる機種も増えています。 持ち運びやすさと性能を兼ね備えたノートブックPCは、私たちの生活に欠かせない存在になりつつあります。
デバイス

ノートブックパソコン:持ち運べるコンピュータ

- ノートブックパソコンとはノートブックパソコンは、その名の通り、ノートのように持ち運ぶことを前提として作られた小型の計算機です。コンパクトな大きさと軽い本体が特徴で、鞄に入れて楽に持ち運ぶことができます。この「持ち運びのしやすさ」こそが、ノートブックパソコンの最大の魅力と言えるでしょう。従来の計算機は大きく重いため、決まった場所に置いて使うのが一般的でした。しかし、ノートブックパソコンは充電式電池を搭載しているため、電源がない場所でも使うことができます。このため、自宅や職場はもちろん、カフェや電車の中など、場所を選ばずに作業することが可能です。また、近年では技術の進歩により、小型化・軽量化が進みながらも高性能を実現しています。画面の大きさや処理速度、保存容量など、従来の計算機に引けを取らない性能を持つ機種も増えています。そのため、仕事で本格的に使う人もいれば、趣味の動画編集やゲームを楽しむ人もいるなど、幅広い用途で活用されています。このように、ノートブックパソコンは持ち運びやすさと高性能を兼ね備えた、現代社会に欠かせない道具と言えるでしょう。
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ノートPC: 場所を選ばず使える万能選手

- ノートパソコンとはノートパソコンとは、持ち運びを前提として設計された小型のコンピュータのことです。その名の通り、コンパクトなサイズなので膝の上でも使えることから「ノートパソコン」とも呼ばれています。従来のコンピュータは、本体とは別にキーボードやディスプレイなどを設置する必要があり、場所をとるのが難点でした。ノートパソコンは、キーボード、マウス、ディスプレイ、そして本体が一体化している点が特徴です。そのため、場所を選ばずに作業ができる利便性の高さから、多くの人々に愛用されています。近年では、技術の進歩により、ノートパソコンはますます進化しています。小型化・軽量化が進み、バッテリー駆動時間も長くなりました。また、処理能力も向上し、デスクトップパソコンと遜色ない性能を持つ製品も増えています。さらに、タッチパネルを搭載したモデルや、タブレットのように画面を回転させて使える2 in 1と呼ばれるモデルなど、多様な製品が登場しています。このように、ノートパソコンは、携帯性と機能性を兼ね備えた、現代社会に欠かせない情報機器と言えるでしょう。
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ノートパソコン:いつでもどこでも活躍する相棒

- ノートパソコンとはノートパソコンとは、持ち運びを前提にコンパクトに設計されたコンピューターのことです。机の上などの限られたスペースでも使用できるように、画面・キーボード・マウスの機能が一体化されています。従来のコンピューターは、本体とモニター、キーボードなどがそれぞれ独立しており、設置や配線に手間がかかっていました。ノートパソコンはそれらの要素を一つにまとめることで、どこでも手軽に使える利便性を実現しました。さらに、バッテリー駆動が可能なことも大きな特徴です。コンセントがない場所でも使用できるため、外出先での作業や移動中の時間有効活用に役立ちます。インターネットや文書作成はもちろん、動画編集やゲームなど、さまざまな用途で活躍します。軽量化・薄型化も年々進み、携帯性はますます向上しています。自宅やオフィスだけでなく、カフェや図書館など、さまざまな場所で作業したいという人にとって、ノートパソコンは今や欠かせない存在と言えるでしょう。
デバイス

ノート型PC:場所を選ばず使える万能選手

- ノート型PCとはノート型PCは、持ち運びしやすいようにコンパクトに設計されたコンピューターです。その名の通り、手帳(ノート)のように薄く、折り畳める形状が特徴です。キーボード、マウスの役割を果たすタッチパッド、画面を表示するディスプレイが一体化しており、場所を取らずに使うことができます。従来はデスクトップPCに比べて処理能力が劣るとされていましたが、技術の進歩により、現在ではデスクトップPCと遜色ない性能を持つものも少なくありません。ノート型PCの大きなメリットは、バッテリー駆動が可能な点です。コンセントのない外出先でも使用できるため、カフェや図書館、電車の中など、場所を選ばずに作業できます。また、バッテリーの残量を気にせずに使えるよう、長時間駆動が可能なモデルも増えています。このように、携帯性と処理能力を兼ね備えたノート型PCは、プライベートはもちろん、ビジネスシーンにおいても欠かせない存在となっています。
デバイス

ノートパソコンの世界をのぞいてみよう

「持ち運びやすいコンピュータ」という言葉を耳にしたことがありますか?多くの人が「ノートパソコン」と聞いて思い浮かべる、あのコンピュータのことです。 ノートパソコンは、キーボードで文字を入力し、画面に表示される内容を確認しながら、様々な作業を行うことができる機械です。従来のコンピュータは、大きく場所を取るものが主流でしたが、ノートパソコンは、キーボード、画面、処理装置などが一体となり、コンパクトにまとまっている点が画期的でした。 このコンパクトさのおかげで、自宅でもオフィスでも、あるいはカフェなどでも、場所を選ばずに作業ができるようになりました。この「持ち運びやすさ」こそが、ノートパソコンの最大の魅力と言えるでしょう。 今や、多くの人にとって、ノートパソコンは、日常生活や仕事に欠かせない、無くてはならない相棒のような存在になっています。
デバイス

ノート型コンピューター: いつでもどこでも作業ができる

- ノート型コンピューターとは ノート型コンピューターは、携帯に適したコンパクトなサイズと軽量設計が特長の、個人向けのコンピューターです。その名の通り、まるでノートのように薄く、折り畳み可能な形状が一般的です。 内蔵バッテリーで動作するため、電源コンセントがない場所でも使用可能という点が大きな魅力です。カフェや図書館、移動中の新幹線の中など、場所を選ばずに作業ができるため、近年では自宅でデスクトップコンピューターの代わりに利用する人も増えています。 かつては処理能力の面でデスクトップコンピューターに劣るとされていましたが、技術の進歩により、現在ではデスクトップコンピューターと遜色ない性能を持つ機種も少なくありません。高性能なプロセッサや大容量のメモリを搭載したモデルも登場しており、画像編集や動画編集など、負荷の高い作業にも対応できるようになっています。 さらに、タッチパネルを搭載したモデルや、画面が360度回転してタブレットのように使えるモデルなど、機能性もますます進化しています。
開発

ノンプリエンプティブマルチタスク:懐かしのパソコン動作方式

- 複数のソフトを同時実行? 皆さんは、パソコンで仕事や趣味をするとき、複数のアプリケーションソフトを同時に使いたいと思ったことはありませんか?例えば、文章を書きながらインターネットで情報を調べたり、音楽を聴きながらプレゼンテーション資料を作成したり。こうした複数の作業を同時に行うことを可能にするのが「マルチタスク」という技術です。 今では、マルチタスクはパソコンにとって当たり前の機能となっていますが、初期のパソコンでは、一度に一つのソフトしか実行できませんでした。そこから技術が進歩し、様々な方法でマルチタスクを実現するようになりました。 今回は、初期のパソコンで採用されていた「ノンプリエンプティブマルチタスク」という方式について解説します。この方式では、実行中のソフト自身が、他のソフトに処理を交代するタイミングを決めなければなりませんでした。しかし、この方法には、あるソフトが処理を譲らず、他のソフトが実行できない状態になってしまうという欠点がありました。 このように、初期のマルチタスクは、現在のようにスムーズな動作を実現するまでには、様々な試行錯誤が繰り返されてきたのです。
ハードウエア

現代コンピューターの基礎、ノイマン型コンピューターとは?

- ノイマン型コンピューターの構成 現代のコンピューターのほとんどが、ある設計思想に基づいて作られています。それが「ノイマン型コンピューター」です。ノイマン型コンピューターは、コンピューターの基本的な構造を定めたもので、プログラムとデータをどちらもメモリ上に格納するという画期的なアイデアを特徴としています。このアイデアにより、コンピューターはプログラムを柔軟に変更できるようになり、様々な処理に対応できるようになりました。 ノイマン型コンピューターは、具体的には五つの要素で構成されます。 まず、計算処理を担う「演算装置」があります。演算装置は、足し算や掛け算といった計算を高速で行うことができます。次に、プログラムに基づいて各装置を制御する役割を担う「制御装置」があります。制御装置は、プログラムの指示を読み取り、必要なデータを取得して演算装置に計算を指示するなど、コンピューター全体の動作を制御します。 そして、プログラムやデータを格納する「記憶装置」があります。記憶装置には、処理に必要なプログラムやデータが一時的に保管され、必要なときに取り出されます。 さらに、外部からデータを入力するための「入力装置」と、処理結果を出力するための「出力装置」があります。入力装置としてはキーボードやマウス、出力装置としてはディスプレイやプリンターなどが挙げられます。 これらの五つの要素が連携して動作することで、コンピューターは様々な処理を実行することができるのです。
ハードウエア

ノイマン型計算機:コンピューターの基本構造

ノイマン型計算機とは、プログラムとデータを一つの記憶装置に格納し、命令を順番に実行していくという画期的な構造を持つコンピューターのことです。この革新的な概念は、1945年に数学者であるジョン・フォン・ノイマンによって提唱されました。それまでのコンピューターは、プログラムを実行するたびに配線を変える必要があり、非常に時間と手間がかかっていました。しかし、ノイマン型計算機では、プログラムもデータもすべて数字として同じ記憶装置に格納されます。そして、制御装置が記憶装置から命令とデータを順番に取り出しながら、計算を実行していくのです。この仕組みにより、プログラムの変更が容易になり、コンピューターの汎用性が飛躍的に向上しました。現代のコンピューターのほとんどは、このノイマン型計算機の原理に基づいて設計されており、私たちの生活に欠かせない存在となっています。