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ビジネス

パソコン購入時のOS選択:OEM版とは?

- OEM版とはパソコンを新たに購入する際、OSが既に導入されていて、電源を入れたらすぐに使えるようになっていることがありますね。このようなパソコンに搭載されているWindows OSは、OEM版と呼ばれることが多いです。OEM版とは、「Original Equipment Manufacturing」の略語で、日本語では相手先ブランド名製品を意味します。具体的には、パソコンメーカーがMicrosoftからWindows OSのライセンスを受けて、パソコンにあらかじめインストールして販売しているものを指します。OEM版のWindowsは、パソコンとセットで販売されることが前提となっているため、一般的にパッケージ版よりも価格が安く設定されています。そのため、パソコンメーカーは、より安価にパソコンを販売することが可能となります。しかし、OEM版には、いくつかの制限事項があります。例えば、OEM版のWindowsは、購入したパソコンでのみ使用することができ、他のパソコンにインストールすることはできません。また、原則としてユーザー自身でOSのインストールや再インストールを行うことができず、パソコンメーカーのサポートに頼る必要があります。OEM版は、パソコンを初めて購入する方や、パソコンに詳しくない方にとっては、OSのインストールの手間が省け、価格も安いというメリットがあります。しかし、OSを自由にカスタマイズしたい方や、複数のPCで同じOSを使用したい方にとっては、制限が多いと感じるかもしれません。パソコン購入の際は、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自身にとって最適なものを選ぶようにしましょう。