
「キャピタルロックキー」って?
パソコンを操作する上で欠かせないキーボード。一見すると、たくさんの記号や文字が書かれたキーが並んでいるだけに思えますが、それぞれのキーには役割があります。文字を入力するためのキー、数字を入力するためのキー、そして様々な記号を入力するためのキーなど、実に多様です。
これらのキーの中には、普段あまり意識せずに使用しているものもあるかもしれません。その一つが「Caps Lock」キーです。このキー、実は「キャピタルロックキー」と呼ばれることもあり、どちらの名前も広く使われています。
「Caps Lock」キーを押すと、キーボードの入力モードが切り替わり、通常は小文字で入力されるアルファベットを、大文字で入力できるようになります。例えば、普段は「a」と入力されるキーを押すと、「A」と入力されるようになるのです。この機能は、文章の中で特定の単語を強調したい場合や、タイトルのように全て大文字で表記したい場合などに役立ちます。
一度「Caps Lock」キーを押すと、再度押すか「Shift」キーを押すまで、入力モードは大文字入力の状態が続きます。うっかり「Caps Lock」キーを押してしまうと、意図せず全て大文字で入力してしまい、後で修正する手間がかかることもあるため注意が必要です。