
パソコンの周辺機器:可能性を広げる仲間たち
周辺機器とは、計算機本体に繋げて使う補助的な装置のことを指します。計算機本体だけでは、文字を入力したり、画面に表示したり、印刷したりすることができません。周辺機器を使うことで、計算機本体の機能を拡張し、様々な作業を効率的に行うことができます。
例えば、文字を入力する際にはキーボードを使います。キーボードは、様々な記号や文字が刻まれた多数のボタンが配列された入力装置です。ボタンを押すことで、対応する文字や記号が計算機に入力されます。また、画面上に表示された内容を指示したり、操作したりする際にはマウスを使います。マウスは、平面上を動かすことで画面上のカーソルを移動させ、ボタンをクリックすることで指示を与えることができる入力装置です。
計算機で処理された情報は、画面表示装置に表示されます。画面表示装置は、計算機からの信号を受けて、文字や画像などを表示する出力装置です。近年では、鮮明な画像を表示できる液晶画面が主流となっています。また、処理結果を紙に印刷したい場合は印刷機を使います。印刷機は、計算機からのデータを受け取り、紙に文字や画像などを印刷する出力装置です。インクジェット方式やレーザー方式など、様々な種類の印刷機があります。
その他にも、外部記憶装置や写真読み取り装置、網の目カメラなど、様々な種類の周辺機器が存在します。外部記憶装置は、計算機本体の記憶容量を拡張するための装置で、大量のデータやプログラムを保存することができます。写真読み取り装置は、写真や書類などを計算機に取り込むための装置です。網の目カメラは、動画や静止画を撮影し、計算機に取り込むことができる装置です。
このように、周辺機器は計算機をより便利に使うために欠かせない存在です。用途に合わせて適切な周辺機器を選択し、組み合わせることで、計算機の能力を最大限に引き出すことができます。