
サウンドカード:コンピューターの音を司る立役者
- サウンドカードって何?
サウンドカードは、パソコンに音の入出力機能を追加するための拡張カードです。拡張カードは、パソコンの機能を拡張するために、パソコン内部のマザーボードと呼ばれる部分に接続する板状の部品です。このサウンドカードをパソコンに搭載することで、マイクやヘッドセットからの音声入力、スピーカーやヘッドフォンへの音声出力など、様々な音の処理が可能になります。
サウンドカードは、例えるなら、パソコンの音声専門チームのようなものです。楽器や歌声などのアナログの音声信号をデジタル信号に変換する「録音」、デジタルの音声データをアナログ信号に変換してスピーカーに送る「再生」、録音した音声のノイズを除去したり音質を調整する「音声編集」、ゲームなどに臨場感を与える「立体音響」など、音に関する様々な役割を担っています。
最近のコンピューターでは、このサウンド機能がマザーボードに最初から組み込まれていることが多くなりました。しかし、より高音質な音楽鑑賞や動画編集、ゲームなどを楽しみたい場合には、より高性能なサウンドカードを別途搭載することがおすすめです。