UMD

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エンタメを持ち歩こう!PSPのスゴイ機能

2004年、ソニー・コンピュータエンタテインメントから、それまでの携帯ゲーム機の常識を覆す、全く新しい携帯ゲーム機が登場しました。その名は「プレイステーションポータブル」、通称PSPです。 PSPは、当時としては画期的であった高精細な液晶画面を搭載し、据え置き型ゲーム機に匹敵する美しいグラフィックを実現しました。ゲームファンは、その映像美に驚き、携帯ゲーム機の概念を大きく変えられました。 また、PSPの魅力はグラフィックだけにとどまりません。音楽や動画の再生、インターネット接続など、多彩な機能を備えており、まさに「オールインワン」のエンターテイメント機器として、多くのユーザーの心を掴みました。 さらに、メモリースティックDuoという記録媒体を採用したことで、ゲームデータの保存だけでなく、写真や音楽を持ち運ぶことも可能になりました。この革新的な機能により、PSPはゲーム機としての枠を超え、人々のライフスタイルに寄り添う存在へと進化していったのです。
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PSPのゲームソフトが入っていた「UMD」って?

- UMDの概要UMDは、「ユニバーサルメディアディスク」の略称で、ソニー・コンピュータエンタテインメントが開発した光ディスクの規格です。2005年に発売された携帯型ゲーム機「プレイステーションポータブル(PSP)」向けに開発され、ゲームソフトの記録媒体として利用されました。UMDは、直径わずか6センチメートルというコンパクトなサイズが特徴です。これは、従来の音楽CDやDVDと比較して非常に小さく、携帯性に優れています。 UMDは、プラスチック製のカートリッジに収納されることで、外部からの衝撃や傷、汚れからディスクを保護する構造となっています。このカートリッジは、開閉が容易な設計であると同時に、ディスクをしっかりと固定するため、持ち運びの際に誤ってディスクが飛び出す心配もありません。UMDは、PSPの普及とともに広く利用されましたが、その後、PSPの後継機であるPlayStation Vitaでは、より小型で容量の大きい専用メモリーカードが採用されたため、UMDは利用されなくなりました。
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UMD: 幻のメディア?

- UMDとはUMDは、「ユニバーサル・メディア・ディスク」の略称で、ソニーが開発した光ディスク規格です。2004年に発売された携帯型ゲーム機「PlayStation Portable」(PSP)の専用メディアとして登場し、ゲーム業界に新たな風を吹き込みました。UMDは、その名の通り、ゲームソフト以外にも様々なデータを記録できることを目指して開発されました。従来のCD-ROMよりも小型でありながら、最大1.8GBという大容量を実現。これは、当時の携帯型ゲーム機用メディアとしては画期的でした。 PSP向けには、ゲームソフトはもちろんのこと、映画や音楽なども販売され、多くのユーザーに楽しまれました。UMDは、レーザーを用いてデータを読み書きする光ディスクですが、従来のCDやDVDとは異なる保護構造を採用している点が特徴です。ディスクは、傷や汚れから保護するために、カートリッジと呼ばれるケースに収納されています。これにより、UMDは高い耐久性と携帯性を実現しました。 しかし、UMDは、その後登場したメモリースティックや、ダウンロード販売の普及により、次第にその姿を消していきました。 PSPの後継機であるPlayStation Vitaでは、UMDは採用されませんでした。それでも、UMDは、携帯型ゲーム機に大容量メディアを持ち込んだ先駆者として、ゲームの歴史に名を刻んでいます。