Web

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ネットワーク

情報共有の広大な海、WWW

- WWWとは WWWは「ワールドワイドウェブ」の略称で、インターネット上で世界中の人と情報を共有するためのシステムです。 インターネットとWWWは混同されがちですが、インターネットは世界中のコンピュータを繋ぐ巨大なネットワークを指し、WWWはそのネットワーク上で情報を共有するための仕組みの一つです。 WWWでは、情報を保存している場所を特定するための「アドレス」の仕組みや、情報を表示するための共通のルールなどが定められています。 これらのルールのおかげで、世界中どこからでも、誰でも同じように情報にアクセスできるようになり、情報のやり取りが飛躍的に発展しました。 例えば、私たちが普段何気なく見ているウェブサイトも、このWWWの仕組みに基づいて作られています。ウェブサイトのアドレスをブラウザに入力すると、そのアドレスに紐付けられた情報が、インターネットを通じて私たちのコンピュータに届き、画面に表示されるのです。
ネットワーク

Webページ表示を高速化するgzip圧縮

gzip圧縮とは、ウェブサイトの表示速度を改善するための技術です。ウェブサイトのデータ量を減らすことで、ユーザーのブラウザに情報をより速く届けることができます。 ウェブサイトは、HTML、CSS、JavaScriptといった文章データで構成されています。gzip圧縮は、これらの文章データを効率的に圧縮するアルゴリズムです。gzipはデータを圧縮するだけでなく、解凍するのも得意としています。そのため、ウェブサイトを表示する際に、ブラウザはgzip圧縮されたデータを素早く解凍し、表示することができます。 gzip圧縮は、特に文章データの圧縮に優れており、ウェブサイトのデータ量を大幅に削減できます。その結果、ウェブサイトの表示速度が向上し、ユーザー体験の改善に繋がります。また、データ転送量が減ることで、サーバーの負荷軽減や通信コストの削減といったメリットもあります。
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今や日常語?「ググる」の意味と広がり

- 「ググる」とはインターネットが普及した現代において、わからないことや知りたい情報に出会ったとき、多くの人が頼るのがインターネット検索です。その中でも、圧倒的なシェアを誇るのが「Google(グーグル)」という検索エンジンです。 「ググる」とは、このGoogleを用いて情報を検索することを指す俗語です。毎日のようにインターネットに触れている人であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 使い方はとても簡単です。知りたい言葉や疑問を、Googleの検索窓に入力し、検索ボタンを押すだけです。まさにこの一連の動作を「ググる」と表現します。例えば、「今日の天気」について知りたいと思えば、「今日の天気」と検索窓に入力して「ググる」ことで、簡単に情報を得ることができます。 「ググる」という言葉は、Googleの知名度の高さと、誰もが手軽に情報検索できるようになったことを象徴する言葉と言えるでしょう。
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インターネットの扉:WWWブラウザ

- WWWブラウザとは WWWブラウザとは、私たちが普段何気なく「インターネットを見る」際に実際に使用しているソフトウェアのことです。インターネット上に無数に存在するウェブサイトへアクセスし、その内容を表示してくれるのがWWWブラウザの役割です。 ウェブサイトには、文字情報だけでなく、写真やイラストなどの画像、動画、音楽や効果音などの音声など、様々な種類の情報が含まれています。これらの情報を組み合わせて、見やすく、分かりやすく表示してくれるのがWWWブラウザの大きな特徴です。 例えば、私たちがニュースサイトを見たいとき、WWWブラウザにサイトのアドレスを入力したり、検索エンジンでサイトを探したりします。そして、目的のサイトが見つかったら、リンクをクリックしてサイトにアクセスします。すると、WWWブラウザがウェブサイトのデータを読み込み、画面上にニュース記事のタイトルや本文、関連する写真などを表示してくれます。 このように、WWWブラウザはインターネット上の膨大な情報にアクセスし、私たちが理解しやすい形で情報を提供してくれる、いわばインターネットへの窓口のような役割を担っていると言えるでしょう。
ネットワーク

WWW: 世界をつなぐ情報網

- WWWとは WWWとは、ワールド・ワイド・ウェブの略称で、インターネット上で世界中に散らばる情報を、誰でも簡単に共有できるようにしたシステムです。 インターネットは、世界中のコンピュータを繋ぐ巨大なネットワークですが、WWWは、そのネットワーク上で情報を共有するための仕組みを提供します。 WWWでは、情報が保存されている場所を示す住所のようなものが存在し、これをURLと呼びます。 私たちが普段利用するウェブサイトは、すべて固有のURLを持っています。 そして、WWWでは、情報を表示するための専用のソフトウェアを用いることで、世界中の情報にアクセスすることができます。 このソフトウェアをウェブブラウザと呼び、Google ChromeやSafari、Firefoxなどが代表的なものです。 ウェブブラウザにURLを入力することで、そのURLに紐づいたウェブサイトが表示され、情報を得ることができます。 このように、WWWはURLとウェブブラウザを用いることで、世界中の情報へのアクセスを容易にする画期的なシステムと言えます。
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インターネットを探索する羅針盤:ウェブブラウザ

インターネットは、情報や娯楽、人と人との繋がりなど、たくさんの魅力にあふれた広大な世界です。まるで、どこまでも続く果てしない海のようです。 しかし、この海を自由に航海するためには、特別な船が必要です。それが、「インターネットブラウザ」、別名「ウェブブラウザ」と呼ばれるものです。 インターネットブラウザは、インターネット上の情報にアクセスするためのソフトウェアです。例えば、気になるニュース記事を読んだり、面白い動画を見たり、遠く離れた友達とメッセージのやり取りをしたりなど、様々なことができます。 インターネットブラウザには、たくさんの種類があります。有名なものだと、「Google Chrome」や「Safari」、「Firefox」などが挙げられます。それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。 インターネットという広大な海を探検するために、まずは自分にぴったりの船を見つけましょう。そして、インターネットブラウザを使って、新しい世界への扉を開きましょう!
デザイン

画像保存の定番!PNG形式を徹底解説

- PNG形式とはPNGとは、デジタル画像を保存するために開発されたファイル形式の一つです。インターネット上のウェブページや、私たちが日々目にしている写真、イラストなど、様々な場面で活用されています。 画像ファイルには、PNG以外にもJPEGやGIFなど、いくつかの種類が存在します。それぞれに特徴がありますが、PNGの最大の特徴は「可逆圧縮」という技術を採用している点にあります。 一般的なJPEG形式などは、ファイルサイズを小さくするために画質を落とす「非可逆圧縮」という方法を用いています。これは、一度画質を落としてしまうと、元の状態に戻すことができないという欠点があります。 一方、PNGの採用する「可逆圧縮」は、ファイルサイズを圧縮する際に画質を落とさずに、元の状態を完全に再現することができます。つまり、高画質を維持したまま、データ容量を抑えることが可能なのです。 このように、PNG形式は、画質とデータ容量の両方を重視したい場合に最適な選択肢と言えるでしょう。
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タブブラウザ:複数のウェブページを効率的に

インターネットを利用する際、興味のある情報やページを見つけると、新しいウィンドウを開いて閲覧することがよくありますよね。従来のブラウザでは、新しいウィンドウを開くたびにタスクバーにページが追加されていき、ウィンドウの数が増えるにつれて、目的のページを探すのが困難になることがよくありました。 しかし、タブブラウザが登場したことで、このような問題は解消されつつあります。タブブラウザでは、複数のページをひとつのウィンドウ内でタブとして管理できます。それぞれのタブは独立しており、ページを切り替える際もタブをクリックするだけでスムーズに移行できます。 タブブラウザの登場は、インターネットの使い勝手を大きく向上させました。たくさんのウィンドウを開いてタスクバーが埋め尽くされることもなくなり、目的のページを簡単に見つけることができるようになりました。また、ウィンドウを切り替える際に発生していた画面のちらつきもなくなり、ストレスなくインターネットを楽しむことができるようになりました。
セキュリティ

URLフィルターで安全なネット環境を

- URLフィルターとはインターネットは、膨大な情報にアクセスできる便利な反面、業務に関係のない娯楽サイトや、わいせつな情報を含む有害サイトも数多く存在します。このようなサイトへのアクセスを制限するために活用されるのがURLフィルターです。URLフィルターは、ウェブサイトのURLをチェックし、あらかじめ設定されたルールに基づいて、アクセスを許可するサイトと遮断するサイトを判別します。例えば、業務に関係のない動画共有サイトや、ショッピングサイトへのアクセスを遮断することができます。また、アダルトコンテンツを含むサイトや、暴力的な表現を含むサイト、違法な情報を扱うサイトなど、有害なサイトへのアクセスを防ぐことも可能です。URLフィルターは、企業や学校、家庭など、様々な環境で利用されています。企業では、従業員が業務に集中できる環境を整え、生産性の向上を図るために導入されます。また、情報漏洩などのセキュリティリスクを軽減する効果も期待できます。学校では、生徒が有害な情報にアクセスすることを防ぎ、安全なインターネット環境を提供するために利用されます。家庭では、子供がインターネットを利用する際に、有害なサイトへのアクセスを制限し、安全を守るために役立ちます。このように、URLフィルターは、インターネットの安全な利用を促進するために有効な手段と言えるでしょう。
ネットワーク

ウェブサイトの住所表示:完全修飾ドメイン名

インターネット上で、世界中に散らばる無数のウェブサイトの中から特定のウェブサイトを見つけるためには、住所が必要です。その住所の役割を果たすのが完全修飾ドメイン名(FQDN)です。 完全修飾ドメイン名は、「www.example.com」のように、人間にも理解しやすい文字列で表されます。この文字列は、一見単純に見えますが、実際には階層構造を持っています。 例えば、「www.example.com」の場合、「com」は最も右側に位置し、これはトップレベルドメインと呼ばれ、組織の種類を表します。その左隣の「example」はドメイン名と呼ばれ、組織名などを表します。さらに左隣の「www」はサブドメインと呼ばれ、ウェブサイト内の特定のサービスやページなどを表します。 このように、完全修飾ドメイン名は、階層構造を持つことで、ウェブサイトを特定するための正確な情報を提供します。インターネットを利用する際には、ウェブサイトの住所となる完全修飾ドメイン名を意識することで、より深くインターネットを理解することができます。
ネットワーク

インターネットの住所:URLってなに?

インターネットは世界中のコンピュータを繋ぐ巨大なネットワークであり、日々膨大な情報が行き交っています。その中から目的の情報を見つけ出すためには、インターネット上の住所とも呼ばれるURLが欠かせません。 URLは「Uniform Resource Locator」の略称で、インターネット上に存在するあらゆる情報資源(リソース)の位置を示す識別子の役割を担っています。ウェブサイトや画像、動画など、私たちがインターネット上で目にするあらゆる情報には、それぞれ固有のURLが割り当てられています。 URLは、「https//www.example.com/index.html」のように、いくつかの要素が組み合わさって構成されています。 最初にある「https//」は、通信方式を表しており、ウェブサイトに安全にアクセスするための重要な要素です。続く「www.example.com」はドメイン名と呼ばれ、ウェブサイトの名前や所属組織を示しています。そして、「/index.html」はパスと呼ばれる部分で、ウェブサイト内の特定のページやファイルを示しています。 このように、URLはインターネット上の住所として、私たちが目的の情報にアクセスする際に重要な役割を果たしています。URLの仕組みを理解することで、インターネットをより便利に、そして安全に活用することができます。
ネットワーク

今さら聞けない?WWWの意味とは

インターネット上で誰もが情報発信できる仕組みとして広く知られているWWW。普段私たちが「ダブリューダブリューダブリュー」と呼んでいるこの言葉、正式には「ワールドワイドウェブ」といい、英語の「World Wide Web」を略したものがWWWなのです。 では、この「ワールドワイドウェブ」とは一体何なのでしょうか。それは、インターネット上に存在する、膨大な情報空間そのものを指します。ホームページと呼ばれる文書や画像、動画といった様々な情報が、世界中に張り巡らされたネットワークを通じて共有されている様子は、まさに「蜘蛛の巣」を意味する「ウェブ」という言葉がぴったりです。 私たちは普段、インターネットを通じて様々な情報を検索したり、動画を視聴したり、買い物をしたりしています。その背景には、常にこの「ワールドワイドウェブ」、すなわちWWWの存在があるのです。
ネットワーク

ハイパーリンク:インターネットの道しるべ

インターネットは、膨大な量の情報を世界中から集め、誰もがアクセスできる、まさに巨大な図書館のようなものです。しかし、この図書館には、本の代わりに無数のウェブページが存在し、目的の情報にたどり着くためには、そのページとページを繋ぐ何かが必要です。それが、「情報への架け橋」とも言えるハイパーリンクです。 ハイパーリンクは、クリック一つで他のウェブページへ瞬時に移動できる仕組みです。例えば、あるニュースサイトの記事を読んでいる時、記事中で言及されている専門用語が分からなかったとします。その用語にハイパーリンクが設定されていれば、クリックするだけで、用語解説ページが表示され、すぐに疑問を解消できます。 このように、ハイパーリンクは、関連する情報をスムーズに辿ることができるため、インターネット上での情報収集を効率的にします。まるで、広大な図書館の中で、読みたい本へと導く案内人のような役割を果たしていると言えるでしょう。
ネットワーク

Webページ表示の立役者:HTTP

私たちが日々当たり前のように利用しているインターネット。ウェブサイトを閲覧したり、メールを送受信したり、動画を視聴したりと、その用途は実に多岐に渡ります。これらのインターネット上の様々なサービスは、全て「通信」によって成り立っています。インターネットで情報をやり取りするには、通信を行うための共通のルールが必要になります。このルールこそが「プロトコル」と呼ばれるものです。プロトコルとは、例えるなら、異なる言語を話す人同士がコミュニケーションを取るための通訳のようなものです。インターネット上では、世界中の様々なコンピュータが情報をやり取りしています。それぞれのコンピュータが異なる言語を話しているとしたら、コミュニケーションは成立しません。そこで、プロトコルという共通のルールを定めることで、コンピュータ同士が円滑に情報をやり取りできるようにしているのです。インターネット上で利用されるプロトコルは数多く存在しますが、その中でも特に重要なのが、「ハイパーテキスト転送プロトコル」、通称「HTTP」です。HTTPは、ウェブサイトを閲覧する際に使われるプロトコルです。私たちが普段何気なくウェブサイトを閲覧できるのは、HTTPが裏で活躍してくれているおかげなのです。HTTP以外にも、メールの送受信に利用される「SMTP」や「POP」、ファイル転送に利用される「FTP」など、様々なプロトコルが存在します。このように、インターネット通信は、様々なプロトコルによって支えられていると言えるでしょう。
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ハイパーテキスト:情報をつなぐ革新的な技術

- ハイパーテキストとはハイパーテキストは、コンピュータ上に保存された複数の文書やファイルを相互に結びつける、画期的な仕組みです。従来の書籍のように、決められたページ順に情報を読み進めるのではなく、自分の興味関心に従って、関連する情報に自由にアクセスできる点が大きな特徴です。この革新的な仕組みを実現するのが、「ハイパーリンク」という技術です。ハイパーリンクは、文書内の特定の言葉や画像に埋め込まれた、目に見えない「橋渡し役」のようなものです。ユーザーがこのハイパーリンクをクリックすると、瞬時に関連する別の文書やファイルにアクセスすることができます。まるで、広大な図書館の中で、自分の探している本を瞬時に見つけ出す魔法の扉のようです。従来の書籍では、情報を補完するために脚注や索引が用いられていましたが、ハイパーテキストでは、ハイパーリンクを通じて、より深く、多角的な情報へと誘導することができます。例えば、ある歴史上の人物について書かれた文章中の固有名詞にハイパーリンクを設定することで、その人物の詳しい伝記や関連する歴史的出来事に関する情報に飛ぶことができます。このように、ハイパーテキストは、従来の情報提示の枠組みを超えた、より自由でインタラクティブな情報探索を可能にする画期的な技術と言えるでしょう。
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Webページ表示を高速化するgzip圧縮とは?

- gzip圧縮とは インターネット上で情報をやり取りする際、データの送受信にかかる時間は、ウェブサイトの表示速度に大きな影響を与えます。この時間を短縮し、快適なWeb体験を提供するために用いられる技術の一つがgzip圧縮です。 gzip圧縮は、ウェブサイトのデータを小さくすることで、データの送受信にかかる時間を短縮します。gzipは、データを圧縮するための手順を定めたアルゴリズムの一つで、データの中に存在する繰り返しパターンを見つけ出し、それを効率的に表現することでファイルサイズを大幅に削減します。 例えば、ウェブサイトのデザインやレイアウトを記述するHTMLやCSS、動作を制御するJavaScriptといったファイルは、テキストデータで構成されています。これらのテキストデータには、単語や記号の繰り返しなど、gzip圧縮が得意とする冗長性が多く含まれています。gzip圧縮はこれらのファイルを圧縮することで、ウェブサイトの表示に必要なデータ量を減らし、結果として表示速度の向上に貢献します。
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IEってなに? インターネットの主役だったあのブラウザ

- IEとは IEは「インターネットエクスプローラー」を短くした呼び方で、マイクロソフトという会社が開発した、ウェブサイトを見るためのソフトです。1995年に発売された「ウィンドウズ95」というパソコンに標準で搭載されてから、長い間、世界中で多くの人に利用されてきました。 インターネットエクスプローラーが最も普及していた頃は、90%以上の人がインターネットを見る時に使っていました。まさにインターネットと切っても切り離せない、なくてはならないものだったのです。 しかし、その後、グーグルが開発した「クローム」や、アップルが開発した「サファリ」など、より速く、より安全にインターネットを閲覧できるソフトが登場したことで、インターネットエクスプローラーを使う人は徐々に減っていきました。 そして、2022年6月、マイクロソフトは、インターネットエクスプローラーのサポートを終了しました。これは、インターネットエクスプローラーはもはや安全ではないと判断されたためです。 現在では、クロームをはじめとする、より新しいブラウザを使うことが推奨されています。